webデザイナーの仕事内容

【解説】Webデザイナーの仕事内容。主な就業場所を3つに分けて解説

ホームページ制作に携わるwebデザイナーやWeb業界に関する仕事は、人気がある職業の1つではないでしょうか。

当ページでは、Webデザイナーの仕事内容を「デザイン業務」と「コーディング」に分けて説明します。それぞれ、どんな業務を任されるのか。どんな実務経験が求められるのか、解説します。

また、これからWebデザイナーになりたい方が、どうしたら就職が出来るのか。「就職方法」についても解説しています。

仕事内容

(1)デザイン業務

Webサイト

まず、Webデザイナーに課される業務として最もたる仕事は「Webデザイン」を作る作業になります。1からサイトデザインを構築することもあれば、キャンペーンページやカテゴリーのページなど、特設的なページのデザインを任されることもあります。

どのような業種のWebサイトを作るうのか、その業種によってWebデザインの特徴も変わると思いますが、基本的には2020年~で言えばフラットデザインが多くなっています。ページを5個~10個ほどのセクションに分けて、Webサイトの軸となるデザイン性を保ちながら、それぞれのセクションのデザインを作っていくことになります。

メインページのデザインを1つ作って、合わせてカテゴリーごとにデザインを作る形になるでしょう。

また、動画を入れたり、javascriptを作る担当がいる会社であれば、より動きのあることが出来ます。こういった動的な部分が入るWebサイトであれば、デザインもそれに合わせて変わるでしょう。

多くの場合、Webディレクターや担当者から「こんなデザインを作って欲しい」「こんな要件になっている」と資料を渡されたり、ミーティングでイメージを伝えられることになります。そのイメージをもとにデザインを考え、素材サイトを回ってサイトイメージにあう素材を探して、当てはめることになります。

素材サイトで素材を探す時間も、それなりの時間を費やすことになります。

イメージと素材をモチーフとして、PhotoshopでWebデザインを作ることになります(Photoshopについては後述)。

バナー制作

就業場所がECサイトであれば、Webサイトのデザインとは異なり、より商材の説明に特化したデザインをすることになります。ECサイト自体のデザインもあると思いますが、Amazon用の「商材の説明素材」や「バナー広告・ディスプレイ広告」を作る仕事もそれなりに多くなってくるでしょう。

バナー作成であれば、限られたスペースで作っていくことになります。商材や文字が重ならないよう、また重なっても見やすくなるよう。どのように素材と文字を配置していくのか。配置についての理解が求められます。

また、適切なキャッチフレーズを考えるなど。より広告向けの知識が求められます。

Amazonのように商材ごとに複数枚の素材を作る場合であれば、商材の特長をピックアップしなければなりません。枚数分の内容をどのような物にするか、商材について「特徴をまとめる作業」についても時間を費やすことになるでしょう。

ECサイトの数は多く、1万を超えるECサイトがあるとされています。そのため、Webデザインほどではありませんが、それなりの案件数があります。

次からは、Webデザインの仕事における”技術的”な部分について説明します。

技術

Photoshop

Webデザイナーの仕事でもっとも求められる経験は、Photoshopになります。

Photoshopでどんなことをするのかと言うと、1枚のサイトデザインに対して50枚~100枚の階層を作り、1枚の階層ごとに「素材を置いたり」「文字を入れる」ような概念で作っていきます。

慣れるまでは、「文字を直したいのに、別の階層にいて、操作しているのに全く違う階層の操作をずっとしていた」、「一部分だけ選択して修正したいのに、どうやって選択すればいいのか分からない」ということが起こります。

他には「時間をかけて素材を選んでも、当てはまらない」「フォントを入れてもイメージの合うフォントが見つからない」ことが良くあります。

まずは「バナートレース」をしてみましょう。ピンタレストなどでバナーを探し、そのバナーを模倣して作る勉強方法になります。1つ1つ操作方法を学び、体系的にPhotoshopの操作方法が理解できるようになると思います。

illustrator

Photoshopと同様に求められることが多いのがillustratorになります。illustratorはアニメのようなイラスト制作に特化しているソフトになりますが、実質的には6割~7割方の操作が共通しています。

その他に特徴的なところは、「文字」の様々な加工ができる。「ベジュ曲線」「オブジェクトの加工」によるベクター素材の制作がillustratorの得意な範囲になります。バナー素材の「文字」に凝ってデザインをしたい、止まれの標識のような誰にでもわかるベクター素材を作りたい。という場合、illustratorが向いています。

Photoshopの操作ができれば、共通してillustratorも操作できます。ただし、Photoshopとは「階層」の概念と操作方法が大きく違います。

Photoshopは1枚の階層に1つのオブジェクトか1つの文字しか配置できませんが、illustratorは同じ階層に幾つも文字やオブジェクトを配置できます。このあたりの操作方法が、まったく異なることを知っておきましょう。

XD

また、最近ではPhotoshopと同じアドビ製のWeb制作用ソフトである「XD」も登場しています。より簡易的にWebサイトのデザインが制作できて、作ったデザインをチームや仕事先と共有しやすくなっているのが特徴になっています。

デザイン性に凝った広告のような制作には向いていませんが、フラットデザインのホームぺージを作るといった用途であれば、とても作業効率が良いソフトになります。Photoshopを使うより1/3~1/5ほどの時間でデザインすることが出来ます。

(2)コーディング

HTNI

javascript


場所

実際にWebデザインの業務で仕事についた時、どのような場所(業種)で働くことになるのか。

転職サイトで出ている求人をベースにして「インハウス企業」「制作会社」「ECサイト」の3つに分けてみました。それぞれの働き先について解説してみたいと思います。

(1)インハウス企業

インハウス企業とは、自社媒体を持つ会社になります。そのため、自社が持っているWebサイト(自社のサービスサイト、メディアサイトなど)を日々、改善し作っていくことになります。

制作会社のように発注先のWebサイトを1回作って、次のサイトを作る。ということではなく自社媒体を時間をかけて構築していくことになります。ベースとなるサイト自体は出来ていますので、ページの追加、特集ページやランディングページの制作など、社内メンバーと連携しながら制作に携わることになるでしょう。

自社サイトを展開していればインハウス企業になりますので、生活をテーマにしたメディアサイトを持つ会社、自社サービスを特定のサイトで展開する会社など。あらゆる業種の仕事があります。

(2)制作会社

制作会社は、企業やお店などから様々なホームぺージ制作の受注を受けてWeb制作をする会社になります。

インハウスと違い、制作会社では、その都度1からホームぺージを制作することになります。多くのサイトを受注している会社であれば、分業制のもと、HTML業務やデザイン業務に分かれて専任することになります。

どのようなサイトを作りたいのかなど、お客様とのヒアリングなどについてはWebディレクターが担う部分になりますが、会社によってはディレクターのようなヒアリング業務や、カテゴリーやページをどう作っていくのかというフレームワークの部分をWebデザイナーが考えることもあります。

(3)ECサイト

Webデザイナーの仕事で、意外に数が多いのがECサイトになります。様々な会社がECサイトに登録しています。

ECサイトにおいてWebデザイナーの業務は2つあります。1つはアマゾンなどのショッピングECサイトにおける構築業務。もう1つは自社ECサイトの構築になります。

ショッピングECサイトをベースにしている会社であれば、多くの時間をECサイトの管理画面に向かうことになります。扱っている商材の画像作りなど、ECサイト独自の業務が多くなるでしょう。


webデザイナーになるには(就職方法)

Web系の学校など教育課程を通らずにWebデザイナーになる方法は3つあります。

1:バナー作成など簡単な仕事から入る
2:独学で自分の成果物を作って入る

それぞれの就職方法について解説します。

(1)簡単な仕事から入る

Web制作の仕事を探してみると、バナー作成など分業のもと、人を探している会社があります。

まずは、そのような会社に入ってWeb制作の環境に慣れ、制作実務を学んでいく方法があります。1日7時間~8時間はWeb制作うに携わることが出来ますし、メンバーとの会話や情報共有によって、独学よりも効率的にWeb制作を学ぶことが出来るでしょう。

分業制の場合、他の業務には入れないことが多くなると思います。その部分については、プラスして独学で学んでいくと良いかと思います。

(2)独学で成果物を作って入る

Webデザイナーの仕事において他の仕事と大きく違うのは、自分が作った成果物を提出できることになります。

独学であっても自分でホームぺージを制作すれば提出できます。実際には、実務において様々な制作を繰り返したり、会社内で制作について学ぶというのが一般的でしょうが、Web制作の場合、動画学習やオンライン学習など、学習する環境がそれなりにあります。

成果物を作る場合、デザインがテーマによって、ある程度完成しているワードプレスで作るよりも、一般的なホームぺージを作った方が人事の方に伝わります。
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