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Googleは自社で「Google Domains」と呼ばれる独自ドメインの登録サービスも実施しています。 2015年からベータ版が提供され、2022年より日本でもサービスが開始されました。
登録できるドメインの種類は300種類を超えています。 料金は日本のドメイン会社よりもコストがかかりますが、Google WorkSpaceを活用している会社などは、 設定が簡易化させられますので、検討しても良いのではないかと思います。
基本的にはGmailの有償版であるGoogle WorkSpaceを導入している会社が、Google domainを採用するパターンが多いと思われます。
「.jp」ドメインは登録ができますが、法人専用の「.co.jp」ドメインについては2022年2月時点では扱っていないため登録できません。
Google Domainsはこちら
GoogleDomainsの特徴をいくつか紹介します。
GoogleDomainsの最大の特徴は、Googleが提供するその他のサービスとの連携だと思います。
そのため、Google Workspaceやbloggerを利用する方は、簡単に設定を行うことができるメリットがあります。
ドメイン会社の位置づけになりますので、Whois情報変更にも対応してくれます。ドメイン登録の際、自分の個人情報を出すことなく Google社の情報で登録することができます。
Whois情報変更の設定もわかりやすくなっていて、設定を間違えることなく設定できるでしょう。
Google Domainsは2014年からサービスが開始され、日本に入ってきたのは2018年頃になります。当時からGoogleDomainsのサイトではBeta版としての 表記がありましたが、2022年の現在でも未だにGoogleDomainsのロゴにはBeta版の表記があります。
独自ドメインの種類が増えて「.jp」ドメインの扱いが始まったり、Whois情報変更のサービスも無料で出来るようになったり、サービスは 毎年改善されていますので、特段問題はありませんが、なぜBeta版のままなのか気になるところではあります。
料金については、日本のドメイン会社と比べるとわずかに高くなっています。
2年まとめて契約すると初年度料金が割引になるキャンペーンなども行っていて、ドメイン検索をすると割引料金で表示されることもあります。
種類 | 初年度 | 2年以降~ |
---|---|---|
「.com」 | 1,400円 | 1,400円 |
「.jp」 | 4,600円 | 4,600円 |
「.co.jp」 | 登録不可 | 登録不可 |
各ドメイン会社で.jpドメインを契約した時の料金をまとめてみました。初年度料金はキャンペーン価格の適用で1年だけ低価格になるため、 2年次以降の料金で表示しています。
ドメイン料金は1年間の契約になりますので、料金が違うといっても年間のわずかな違いでしかありません。 そこまで気にする必要はありませんが、コスト面だけで言えば日本の競合他社の方が低価格になっています。
Google DomainsのメリットはGOOGLE Workspaceを利用する場合、DNS設定が簡単になるところでしょう。
エックスドメインやお名前サーバーのようにドメイン無料キャンペーンがないのと、基本料金がすこしだけ高い点はデメリットと言えるでしょう。
また、Whois登録がわかりやすい点はメリットになりますが、その他のドメイン関連のサービスについてはお名前ドメインが充実しています。
Google Domainsはこちら
Googleが提供するドメイン会社ではありますが、現状では日本の競合ドメイン会社での登録のほうがメリットが大きいため、 Google Workspaceの利用検討者でも、必ずGoogle Domainsで登録してなければいけないか、と言われるとまだまだ異なります。
提携サービスによる簡易化も、Google Workspaceの行う管理の負担から考えると、わずかな部分だけでしかありませんので サービスを選択するぐらいのメリットではありません。
shiba
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。