ドメイン取得への道

ドメイン取得への道

.jpドメインとは?意味、料金、.comとの違いをくわしく解説

.jpドメインは日本に付与されている国別ドメインです。

正式にはccTLD(国別トップレベルドメイン)と呼ばれています。 日本で生活していれば誰でも取得できる「.jp」や、日本の法人だけが取得できる「.co.jp」、政府機関向けの「.go.jp」などいくつもの.jpドメインがあります。 ちなみにアメリカだと「.us」が国別ドメインとして付与されています。

JPドメインの中でも「.jp」は人気が高く、日本で登録されているドメインとしてはおそらく「.com」と同じくらいかそれに次いで登録数が多いドメインになります。

個人ブログからメディアサイトなどあらゆるサイトで利用されていて2024年1月の段階で111万件のドメイン登録数になっています。

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「.jp」はドメイン事業者で取得できます。お名前.comなら初年度330円でお得!

jpドメイン名の種類とそれぞれの意味

jpドメインは大きくわけると3種類に大別できます。

  • 凡用型jpドメイン名:.jp
  • 属性型jpドメイン名:.co.jp、ac.jp、ne.jpなど
  • 都道府県型JPドメイン名:.tokyo.jp、kanagawa.jpなど

凡庸型jpドメイン

凡庸型JPドメインに属しているのが「.jp」になります。

取得条件は日本国内で生活していること。そのため、ほぼ誰でも自由に取得することが出来ます。 「.jp」は日本語ドメインも扱っているため、ひらがなや漢字で登録することも出来ます。

ドメイン名 取得条件
.jp 日本で生活していれば誰でも取得できるjpドメイン名(例:aaa.jp)
日本語.jp 日本で生活していれば誰でも取得できるjpドメイン名(例:あああ.jp)

属性型jpドメイン

属性型jpドメインには「.co.jp」「.ne.jp」「.ac.jp」など9種類のドメインがあります。

取得するにはそれぞれのドメイン名に定められた条件を満たしている必要があります。

ドメイン名 取得条件
.co.jp 日本で登記している法人企業が取得できるドメイン(例:toyota.jp)
.ne.jp ネットワークサービス提供者の個人及び法人が取得できるドメイン(例:so-net.jp)
.or.jp 社団法人、財団法人、医療法人、社会福祉法人、特定非営利活動法人などの法人が取得できるドメイン(例:jaf.jp)
.gr.jp 任意団体が取得できるドメイン(例:.tjk.jp)
.ac.jp 大学や短期大学などの学校法人が取得できるドメイン(例:kyoto-u.ac.jp)
.ed.jp 18歳未満を対象とした教育機関を持つ学校法人が取得できるドメイン(例:kaijo.ed.jp)
.ad.jp JPNIC会員が取得できるドメイン(例:nic.ad.jp)
.go.jp 政府機関、独立行政法人、特殊法人が取得できるドメイン(例:mhlw.go.jp)
.lg.jp 地方公共団体が取得できるドメイン(例:yokohama.lg.jp)

都道府県型jpドメイン

.jpの前に47都道府県の名称を含むドメイン名になります。 日本で生活していることが取得条件で、条件を満たせば誰でも登録が可能です。

日本語で登録も可能です。 例として「.tokyo.jp」「京都.jp」など。

ドメイン名 取得条件
tokyo.jp 日本で生活していれば誰でも取得できるjpドメイン名(例:abc.tokyo.jp)
.東京.jp 日本で生活していれば誰でも取得できるjpドメイン名(例:abc.東京.jp)

jpドメインの料金

jpドメインの中でも最も登録数が多い「.jp」を取得したばあい、どれくらいの料金がかかるのか紹介していきます。

.jpの料金は大体3,000円ぐらいが平均

「.jp」ドメインの料金はドメイン事業者によって様々ではありますが、当サイトで紹介しているドメイン事業者で言えば 大体、年間3,000円前後の価格が平均的な価格になっています。

ただし、お名前.comやエックスサーバードメインであれば初年度割引を実施しているため1年目は大きく割引されます。

お名前ドメイン エックスサーバードメイン ムームードメイン
初年度料金 330円 350円 2,350円
2年目以降料金 3,091円 3,102円 3,344円

※2024年1月調べ・カッコ内は2年目以降の更新料金

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お名前ドメインエックスサーバードメインでは「.jp」以外にもいろいろなドメインでキャンペーンを実施しています。

「.jp」や「.co.jp」が無料でもらえるキャンペーン

最近になって増えてきたのがレンタルサーバーを契約することで、独自ドメインが無料でもらえるというキャンペーンです。

レンタルサーバーによっては比較的価格が高い「.jp」「.co.jp」でも無料で取得することが出来ます。

エックスサーバー xserverビジネス シンレンタルサーバー
.jpを無料取得 プラミアムプランを契約(月1,980円~) サーバーを契約(月3,762円~)
.co.jpを無料取得 ビジネスプランを契約(月3,960円~) サーバーを契約(月3,762円~)

※2024年1月調べ

.jpと.comとの違いってなに?

「.jp」と「.com」はどちらも人気のドメインですが、この2つのドメインの違いが何なのか? ドメインの意味、料金、SEOの3つの点について違いを比較してみましょう。

.jpは国別ドメイン。.comは分野別ドメイン

まず、先述したように「.jp」は世界の国ごとに付与されているccTLD(国別トップレベルドメイン)の一種類で、日本に付与されているドメインになります。

日本で生活していることが取得の条件なので、海外では基本的には取得できないドメインです。

一方で「.com」は商業(commercial)を意味するドメインとして提供されていてgTLD(分野別トップレベルドメイン)の一種類になります。

gTLDはそのほとんどが世界中の誰でも登録ができるドメインとして提供されているため「.com」ももれなく条件なしに取得が可能になっています。

料金は.comの方が低価格(〇.com、×.jp)

料金は「.com」の方がお得です。 2年目以降にかかる更新料金で比べると「.com」は平均1,500円ほどですが「.jp」だと平均で3,000円ほどかかります。

また、ドメイン無料キャンペーンでも「.com」を扱っているレンタルサーバーは多いですが「.jp」となると限られます。

SEOはどちらも同じ効果(△.com、△.jp)

Google検索セントラルブログによる発表ではドメインの種類によってSEOの評価に違いはないとしています。

そのため「.com」でも「.jp」でも、どちらのドメインを取得してもseoの効果に変わりはないでしょう。

.JPドメインの登録数について

jpドメインの国内登録数はJPRSよって管理され公表されています。

2024年1月時点では以下の登録数になっています。

ドメインの登録数

  • 「.jp」 :約111万
  • 「日本語.jp」 :約8万
  • 「.co.jp」:約47万
  • 「.ne.jp」:約1万

人気のドメインである「.jp」は登録数が111万となっています。

2020年12月に100万件を突破していて、1年後の2021年11月には104万件となっているため、年々増加していることがわかります。

「.com」の登録数が世界で1億6,000万件になっていますので、日本がこの内どれくらいの登録数になっているのかはわかりませんが、 ものすごくアバウトに1/100だとして計算をすると160万件が登録ドメイン数になります。

「.com」には及ばないものの、jpドメインもそれなりの登録数だと思います。

また、法人専用の「.co.jp」は47万件となっていて多くの法人が「.co.jp」ドメインを登録していることがわかります。

.jpをドメインにしているWebサイトの紹介

「.jp」を採用しているWebサイトの事例を紹介します。

サイト名 URL
ニコニコ動画 https://nicovideo.jp/
トヨタ自動車 https://toyota.jp/
UQモバイル https://www.uqwimax.jp/
PR Times https://prtimes.jp/

日本のアクセス数TOP50サイトで「.jp」を使用しているサイトの数は?

最後にsimilar.webが提供している上位ウェブサイトランキングのデータを参考にして .jpまたは.co.jpでサイトを作成しているサイト数を数えてみました(2024年1月時点)。

  • .jp:50サイト中、12サイトで導入
  • .co.jp:50サイト中、9サイトで導入
  • .com:50サイト中、19サイトで導入

.jpは12サイト。.co.jpは9サイトに導入されていて.jpドメインの人気の高さがうかがえます。

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.jpドメインは以下のドメイン事業者で取得できます。

この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

ー当サイトは一部PRを含みますー

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