独自ドメインにかかる料金まるわかり!コスト詳細&各ドメインごとの料金水準
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このページでは独自ドメインの料金に関して概要についてまとめています。
これからドメインを登録しようと考えている方に最適な内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
「.com」や「.jp」などドメイン別の料金水準についてもページ後半で説明しています。
知識1.ドメイン料金の概要
まずはドメイン料金に関しての基本知識です。
ドメイン料金の基本
- 料金は1年間の「年払い」が基本
- 初年度料金と更新料金で分かれている
- 複数年でのドメイン登録も可能
- クレジットカードによる自動払いも可能
- ドメイン料金はしょっちゅう変更される
料金は1年間の「年払い」が基本
独自ドメインは1年ごとに契約する形になり、料金は基本的に1年間分の料金になっています。
例えば「.com」の料金が1,480円だった場合、これは年間料金になりますので月額料金として考えて計算すると約123円になります。
そのためドメインの費用というのは基本的にそこまでコストがかかるものではありません。(ただし「.inc」などベラボウに高い分野別ドメインも一部あります)
初年度料金と更新料金で分かれている
お名前.comなどドメイン事業者のホームぺージで訴求されている料金というのは、1年目にかかる初年度料金になっています。
ドメインの料金は実は1年目の「初年度料金」だけでなく2年目以降にも「更新費用」がかかってきます。
基本的に1年目の「初年度料金」については安く設定されています。
2年目以降の「更新費用」は大体、初年度料金と比べて料金があがります。
そのため、ドメインを検討するばあい2年目以降の更新料金も確認することをおすすめします。
キャンペーン価格などで年間1円で取得できるドメインなどもありますが、
この場合なども2年目以降の料金をしっかり確認しておいた方が良いでしょう。
ずっと1円で取得できるということではなくて、2年目以降からは更新料金で費用が発生します。
→「お名前.com」の料金など詳しいレビューはこちら
複数年でのドメイン登録も可能
独自ドメインの登録は1年間の単年契約が基本となっていますが、複数年での登録も可能になっています。
最大で9年間の一括登録が可能です。
ただし契約年数が長ければ、それだけ支払い忘れの可能性も高くなってしまうので注意しましょう。
クレジットカードによる自動払いも可能
ドメイン料金の支払いは「クレジットカード」
「銀行振込」「コンビニエンスストア払い」などが選択できますが、
クレジットカードの自動支払いが大変便利です。
自動支払いにすることで、ドメインの期限切れによるドメイン失効も防ぐことができます。
GMO系列のドメイン料金はよく変更される
お名前.comやムームードメインなどGMO系列のドメイン料金はよく変更されます。
そのため、ドメインを取得する際に各社どれくらいの料金になっているのかは、実際に公式サイトを訪れて確認した方が良いでしょう。
知識2.独自ドメインキャンペーンの紹介
ドメインキャンペーン
- 「.com」初年度割引キャンペーン
- 独自ドメイン永久無料キャンペーン
「.com」初年度割引キャンペーン
「お名前.com」や「エックスドメイン」などの一部のドメイン事業者では
ドメイン契約において初年度の0円キャンペーン、1円キャンペーンというものを実施しています。
これは「.com」「.net」などの該当する独自ドメインを契約すると、初年度に限り0円、1円で登録ができるものになっています(2023年4月時点のキャンペーン内容)
その他にもドメインの種類によって100円で登録できたりする場合もありますし、
お名前.comなどでは幾つものドメインを一括で取得すると割引が適用されるようになっています。
このようなキャンペーンを狙ってドメイン登録することで、料金負担を減らすことが出来ます。
独自ドメイン永久無料キャンペーン
初年度割引キャンペーンと平行して行われているのが独自ドメインの「永久無料キャンペーン」になります。
その名前の通り、条件を満たすとドメイン料金が無料になります。
永久無料になるその方法は簡単で「レンタルサーバー事業者」と提携している「ドメイン事業者」を一緒に契約するというものになります。
例えば「エックスサーバー」なら「エックスドメイン」
「Conoha WING」なら「Conohaドメイン」
「お名前レンタルサーバー」なら「お名前.com」でドメインを取得すると
自動的に料金が無料になります。(※ただしエックスサーバーは年間一括払いが条件)。
最近はレンタルサーバーとセットでドメインを登録するのが主流になっている傾向があります。
多くの事業者がセット登録を推奨しています。
申込みも特段難しいものではありません。エックスサーバーに契約すると独自ドメインも一緒に登録できるようになっているので、まとめてドメインも契約してしまうだけ。
つまりエックスサーバーに申込みして一緒にドメイン登録もすればそれだけでキャンペーン適用となります(適用条件など詳しくは公式サイトを参照ください)。
知識3.ドメイン別の料金水準
ドメイン別「料金表」
各ドメイン会社における料金を紹介します。初年度料金と、2年次以降の料金(カッコ内で表示)を紹介します
会社名 |
.com |
.jp |
.co.jp |
お名前.com |
0円 (1,287円) |
330円 (3,091円) |
4,060円 (4,125円) |
エックスドメイン |
1円 (1,298円) |
350円 (3,102円) |
4,136円 (4,136円) |
ムームードメイン |
0円 (1,728円) |
2,035円 (3,344円) |
4,378円 (4,378円) |
スタードメイン |
980円 (1,500円) |
1,900円 (3,100円) |
4,080円 (4,160円) |
FC2ドメイン |
1,080円 (1,080円) |
2,780円 (2,780円) |
3,920円 (3,920円) |
※2023年7月調べ・カッコ内は2年目以降の更新料金
ドメイン料金だけでなく「扱いドメイン数」「お支払い方法」「自動更新の有無」など
各項目ごとの比較記事についてはこちらをお読みください。
(→
人気ドメイン7社のまとめ)
「.com」料金の水準は1,200円~1,300円
「.com」料金については初年度キャンペーンがあるため「お名前.com」や「エックスドメイン」においては常時0円~1円で登録することが出来ます(初年度のみ)。
ただし更新料金からは大体1,200円~1,300円ほどの料金がかかります。
「.jp」料金の水準は2,000円~3,000円
「.jp」料金については年間で2,000円~3,000円に収まっているドメイン事業者が多くなっています。「.com」の料金より高い傾向にあります。
「.jp」についてもエックスドメインやお名前.comでは初年度キャンペーンが実施されているため、初年度が割引されます
「.co.jp」料金の水準は4,000円
「.co.jp」は法人専用ドメインということもあって「.com」「.jp」と比べると料金は高くなります。4,000円前後となっていることが多くなっています。
その他「分野別ドメイン」の料金水準
「.com」や「.jp」などの人気ドメイン以外にも、数百種類の分野別ドメインがあります。
法人に人気の「.inc」や「.tech」などの料金を調べてみました。
初年度料金は低く抑えられていますが、2年目以降の更新料金になるとぐっと料金が上がっているのが分かります。
このようにドメインの種類によっては更新料金が上がるケースがあるので登録する時はこの点に注意しておきましょう。
会社名 |
.tech |
.shop |
.inc |
お名前.com |
190円 (5,478円) |
0円 (4,378円) |
49,800円 (327,800円) |
エックスドメイン |
218円 (5,368円) |
- |
- |
ムームードメイン |
550円 (4,378円) |
290円 (4,378円) |
49,900円 (327,800円) |
※2023年3月調べ・カッコ内は2年目以降の更新料金
まとめ
ここまで、独自ドメインの料金に関することを一気にまとめてみました。
無料キャンペーンや初年度キャンペーンなどによって、コストを抑えてドメインを登録することも出来ます。
ドメインを登録する際は、こういったキャンペーンを活かしてドメイン登録することで費用負担を軽くできます。
また支払いは年間に1度だけなので、支払い忘れも多く発生しています。ドメイン登録後はクレジットカードなどで自動更新にしておくと良いでしょう。
この記事の著者・プロフィール
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。
これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。
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