ドメイン取得への道

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【比較】レンタルサーバー料金を「格安・標準・法人向け」3つの価格帯で解説!

記事編集:2025年5月18日

当ページでは、レンタルサーバーの料金を「格安プラン」「標準プラン」「法人向けプラン」の3つの価格帯にわけて、特徴と料金体系について解説していきます。

それぞれの価格帯において、月額料金の目安は以下になります。

レンタルサーバー3つの価格帯

  • 格安プラン:月額500円以下
  • 標準プラン:月額1,000円~1,500円
  • 法人向けプラン:月額2,000円~5,000円

結論として個人の方がワードプレスを作成されようとするのであれば標準プランが1番向いています。 高速化され安定性のあるレンタルサーバーが多く揃っているた め、処理の負荷がかかるWordpressでも早いページ表示が期待できます。

格安プランは地域のクラブ活動やサークル活動のホームページなど、数ページ~10ページほどの静的サイトの利用に向いています。コストを掛けずにホームページが持てます。

会社のホームページ作成やメール運用で契約するのであれば、法人向けプランか標準プランから人気があるレンタルサーバーを選ぶと良いでしょう。 法人プランなら保守体制に安定性があり、稼働率が高いレンタルサーバーが揃っています。

向いている用途

  • 格安プラン(コスト重視):地域のクラブ活動、サークル活動、ポートフォリオサイト
  • 標準プラン(速度重視):ワードプレス、個人の趣味サイト、オウンドメディア
  • 法人向けプラン(安定性重視):会社のコーポレートサイト

では、それぞれの料金を詳しく比較していきましょう!

価格帯ごとにどんな特徴がある?

格安プラン、標準プラン、法人向けプラン。それぞれのかんたんな特徴について説明していきます。

分類 料金の目安 特徴
低価格 月額100~500円 ・月300円~500円のプランだと大体ワードプレスが作成可能
・月100円~200円のプランだとワードプレスが作れないプランも多い
標準 月額1,000円~1,500円 ・高速化に対応。安定性があり稼働率が高い
・ワードプレスが簡単に作れる
・アクセス数が増えても安心(1日1万アクセス以上でも可能)
・電話サポート、自動バックアップも充実
法人向け 月額2,000円~5,000円 ・サーバー移行や各種設定をお任せできる
・安定性を重視したプランが多い
・高速化よりセキュリティや安定性を重視

格安プランの特徴

500円以下でもワードプレスが作れる。100円~200円だとほぼ作れない。

月額500円以下の格安プランは安くてもワードプレスを作ることが可能。ただし月額100円~200円ぐらいのプランだとデータベースが利用できず作れないプランもあります。

電話サポートや自動バックアップは期待できない

自動バックアップや電話サポートはついていないプランが多くなっています。コスト最優先のプランとなります。

標準プランの特徴

高速化に対応していてスピードが早く、安定性もある

月額1,500円ほどの標準プランになると高速化に対応して、稼働率も安定しているレンタルサーバーが多くなります。

電話サポートや自動バックアップも完備

自動バックアップは多くのプランで提供されています。 バージョンアップやプラグインの導入などでワードプレスのデータが壊れてしまっても、作業前の時点にデータを戻すことができます。

電話サポートもしっかりついています。

法人向けプランの特徴

サーバー移転やメール設定など各種設定をお任せできる

月額2,000円以上の法人プランになると、サーバー移行やメール設定などの設定作業をレンタルサーバー会社に任せることが出来ます。 基本的に有償での引き受けになりますが無償で受けるレンタルサーバーもあります。

Webサーバーとメールサーバーは分離していて安定性重視のところが多い

また、法人向けプランになるとサーバーの保守体制も安定性を重視した運営になっていて、Webサーバーとメールサーバーが別々になっているプランが多くなっています。 この場合、Webサーバーが混雑してもメール側には問題が出ません。

1.標準プランの料金(月額1,000円~1,500円)

標準プランを提供するレンタルサーバー

  • エックスサーバー:国内シェアNo1。個人にも法人にも人気
  • Conoha WING:国内最速サーバー。高コスパ。
  • お名前.comレンタルサーバー:
  • カラフルボックス:
  • iCLUSTA+:

ここからは標準プランのくわしい説明に入ります。

ここでは月額料金として1,000円~1,500円ほどで提供されているプランが標準プランとしています。 レンタルサーバーで個人での利用、法人での利用に関わらず最も利用者が多い料金帯が標準プランだと言えるでしょう。

どのプランも6ヵ月や12ヵ月と長期契約で割引が適用される。

標準プランに限りませんがレンタルサーバーのプランは12ヵ月一括のように長期契約で申し込みをすると、本来の月額料金から割引されるようになります。

期間が長ければ長いほど割引率が高まります。36ヵ月払い(3年)を選ぶことで12ヵ月払いより割引された料金で契約できます。

キャンペーンによりぐっと料金が割引。独自ドメインも無料でもらえるようになる。

多くのレンタルサーバーではキャンペーンを実施していて、キャンペーン価格でさらに月額料金が安くなります。 このようなキャンペーンによって本来1,500円ほどの月額料金でも800円~900円といった料金で契約できるようになります。

キャンペーンの内容によっては50%近く割引されるキャンペーンもあります。

さらにプラン契約や長期契約の特典として独自ドメインが無料でもらえるレンタルサーバーもあります。 月額料金割引+ドメイン特典でお得度が高いのも特徴です。

標準プランのレンタルサーバーと料金表

標準プランの価格帯でプランの提供があるレンタルサーバーとその料金をまとめてみました。

月額料金は1ヵ月単位など最低契約期間で契約した場合にかかる料金を紹介。また、キャンペーン割引が適用された料金を加えて紹介しています。 キャンペーンは12ヵ月以上の一括契約で割引されるもので、多くのレンタルサーバーがキャンペーンを展開しています。割引率もキャンペーンごとに変わってくるので 正確や料金は公式サイトをご確認ください。

※キャンペーン価格は1年一括契約時のもの
会社名 初期費用 月額料金 月額料金
(※1年契約時のキャンペーン価格)
エックスサーバー 0円 1,320円 550円
(キャッシュバック)
ConohaWing 0円 1,320円 990円
ロリポップ
(ハイスピードプラン)
0円 1,100円
お名前.com 0円 1,430円 539円
カラフルボックス 2,200円
長期払いで0円
1,450円 525円
(初回契約時のみ)
iCLUSTA+ 5,500円
2年契約以上で0円
1,446円 1,027円
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標準プランの価格帯はレンタルサーバーの1番人気。 割引やお得なキャンペーンが充実していて30%~50%も安くなるのが嬉しいポイント。

標準プランのおすすめサーバー

標準プランの価格帯でおすすめなのが、ずばり次の2社。エックスサーバーとConohaWing。どちらも高速性と安定性を兼ねていてワードプレスの運用に向いています。

アカウント登録数もエックスサーバーが「サイト運営数220万」「法人利用数19万」。Conoha WINGが「アカウント登録数70万」とどちらも圧倒的な人気となっています。

エックスサーバー(シェアNo1の人気レンタルサーバー)

エックスサーバー メール

エックスサーバーは業界シェアNo1となっており、法人企業19万社が利用するレンタルサーバーです。 個人向けの共用サーバーとしても圧倒的な人気を誇ります。

共用サーバーといってもサーバー速度は国内No1であり、99.99%の稼働率となっていて安定した稼働実績があります。

メールサーバーとしてだけでなくWebサーバーとしても利用できるため、 メール用のサーバーとして活用する一方で自社サイトやワードプレスサイトの立上げも可能になっています。

エックスサーバーの特徴

  • 99.99%の稼働率
    共用サーバーでこの高い稼働率。安定稼働なのでメールでの利用も安心。
  • 国内No1の高速性
    ページ表示速度が速いのでSEO対策もバッチリ。Webサイトの運営にも最適。
  • 有償の設定お任せサービス
    サーバー移転(3,3000円)からメールアドレス作成(5,500円)など有料でお任せできます。

リーズナブルな料金

料金は初期費用がどのプランでも共通で0円。月額料金は1,320円から契約が可能

長期割引で契約すれば990円まで割引されます。 法人で考えると非常にリーズナブルな料金体系になっています。

データ容量は300GBから

データ容量はプラン別に300GB、400GB、500GBの容量で提供されています。どのプランも共通して1メールアカウントあたり最大20GBまで容量を設定できます。

有償の設定お任せサービスがある

サーバー移転やメールアカウントの作成やワードプレスの開設といった各種設定を依頼できるため、法人企業の利用でも安心。

料金もサーバー移転でも33,000円に設定されていて、かなり抑えられた金額になっています。

スタンダード プレミア ビジネス
総容量 300GB 400GB 500GB
1アカウント容量 20GB 20GB 20GB
初期費用 0円 0円 0円
月額費用 1320円~ 1,980円~ 3,960円~
メールアカウント数 無制限 無制限 無制限

圧倒的ハイスペックサーバー
エックスサーバーはこちら

Conoha WING(国内NO1のスピード)

コノハウイング

Conoha WINGはサーバースピードが早く、料金が安く、サービス充実。特に個人利用で人気を誇るレンタルサーバーです。

モダンなUIで操作もしやすく、ワードプレスの開設や移行を行う際も「かんたんツール」が提供されているため初心者の方におすすめ。

2025年になって稼働率99.99%と表記されるようになり、安定性についても信頼できるようになってきました。

Conoha WINGの特徴

  • 国内最速サーバー
    Wordpress高速化エンジンでページ表示が早い!
  • 初期費用・初月料金が無料
    ぐっと抑えた初期費用で始められる
  • 独自ドメインも無料
    WINGプランで最大2つのドメインがもらえる

かんたんセットアップで契約直後からWordpressが作れる!

Conoha WINGのかんたんセットアップなら契約した時点でワードプレスが出来上がっています。 難しい設定操作なしでワードプレスが作れるため、誰でもかんたんに始めることができます。

高コスパでお得な料金体系

そして料金がお得なのもConohaWINGの魅力。3つのお得でスタートアップの費用が抑えられます。

初期費用は無料。契約した初月は月額料金が無料。さらにWINGプランなら独自ドメインが最大で2つまで貰えます。

長期契約をすればキャンペーン価格が適用されて、月額料金が700円~800円まで割引されることも。

ベーシック スタンダード プレミアム
初期費用 0円 0円 0円
月額費用 1,331円~ 2,783円~ 5,566円~
月額費用
12ヵ月契約時
971円~ 2,360円~ 4,719円~
総容量 300GB 400GB 500GB
メモリ・vCPU 8GB、6コア 12GB、8コア 16GB、10コア
データベース 無制限 無制限 無制限
メールアカウント数 無制限 無制限 無制限

国内No1の高速サーバー
Conoha WINGはこちら

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エックスサーバーはサーバー移行や各種設定の「お任せサービス」もあり法人利用にも向いています!

2.低価格プランの料金(月額500円以下)

格安な料金プランを提供するサーバー

  • スターサーバー:
  • ラッコサーバー:
  • さくらのレンタルサーバー:
  • シンレンタルサーバー:
  • コアサーバー:

ここからは格安プランの料金の説明に入ります。 格安プランは月額500円以下で契約できるプランとします。

格安プランでも長期契約すると料金が割引されます。本来は月額料金が500円だとしても、長期契約で申し込みをすれば月額料金が200円~300円まで割引されて契約できるようになります。

ただし、標準プランのように独自ドメインの無料提供を実施している格安プランはほぼありません。独自ドメインについては単独で契約をして用意をしましょう。

格安プランはデータベースの提供があるか要確認。なければワードプレスが作れない

格安プランの契約時に注意したいのは、プランのサービス内容に「データベース」の提供があるかないかです。

データベースがなければワードプレスは作れません。 月額料金が100円~200円と安すぎるプランの場合、データベースの提供がないことが多いのでワードプレスを作りたい人は注意してください。

格安プランの料金表

※キャンペーン価格は1年一括契約時のもの
会社名 初期費用 月額料金 月額料金
(※1年契約時のキャンペーン価格)
さくらレンタルサーバー(スタンダード) 0円 660円 550円
ラッコサーバー 0円 550円 440円
スターサーバー 0円 495円 418円
シン・レンタルサーバー 0円 990円 539円
※3年契約時
コアサーバー 1,650円 690円 529円
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格安プランでも、プランによっては何個もワードプレスが作れます。 とりあえず作ってみたいなら格安プランがおすすめ。

格安プランのおすすめレンタルサーバー

500円以下のプランでレンタルサーバーを選ぶなら、何かその他に特徴がある

ラッコサーバー

ラッコサーバー

ラッコサーバーは運営サイトを販売できる新しいタイプのレンタルサーバーになります。

ラッコサーバーの特徴

  • 3種類のプラン
    月額330円~の格安プランあり
  • 国内No1の高速性
    ページ表示速度が速いのでSEO対策もバッチリ。Webサイトの運営にも最適。
  • 有償の設定お任せサービス
    サーバー移転(3,3000円)からメールアドレス作成(5,500円)など有料でお任せできます。

3.法人プランの料金(月額2,000円~5,000円)

共用サーバー
会社名 初期費用 月額料金 初年度コスト
エックスサーバービジネス 16,500円 5,016円 76,692円
cpi 22,000円 4,840円 80,080円
専用サーバー・マネージドプラン
会社名 初期費用 月額料金 初年度コスト
Kagoyaマネージド 44,000円 11,000円 176,000円
さくらマネージド 49,500円 13,200円 207,900円
cpiマネージド 101,200円 38,500円

まとめ

ここまで料金体系について、まとめてきました。

プランを検討する際に料金で比較する方は多いと思います。 「初年度コスト」で1年間分の料金をまとめて計算することで、どれくらい料金がかかるのか?会社ごとの料金の違いがはっきりとわかります。

自分の考える予算と合わせて、プランを選んでください。

その他の比較要素

プラン選びは料金だけでなく、CPUやメモリなどのスペック、管理画面のわかりやすさ、お問合せなど、 様々な要素が関わってきます。

以下に要素ごとに解説をしていますのでサービス選定の判断材料にして下さい。

設定が不得意な方は:「ワードプレス簡単インストール
安定性を求める方は:「稼働率


この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

ー当サイトは一部PRを含みますー