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【安定&定番】法人向けおすすめレンタルサーバー5選(2023年12月)

このページでは、法人向けのおすすめのレンタルサーバーとサーバーの選び方についてそれぞれ解説しています。

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この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

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法人向けサーバーの選び方・ポイント5選

まずは、法人向けサーバーを選ぶ時に重視して欲しいポイントを5つ紹介します。

ポイント1.稼働率

会社で契約するレンタルサーバーを選ぶ際に、最も重要な点の1つになるのが「安定しているレンタルサーバーかどうか?」 ということです。これは「稼働率」によってその安定度がわかります。

「稼働率」が高いサーバーを選べば、それだけダウンタイムが少ないサービスであることを意味します。 そのため99.99%以上の稼働率となっているサーバーがおすすめです。

安定性のあるサーバー


1.稼働率99.99%以上のレンタルサーバー
2.SLA稼働率保障があるレンタルサーバー

その1.稼働率99.99%以上になっているレンタルサーバー

まず、最初におすすめしたいのが稼働率99.99%以上となっているレンタルサーバーになります。 ちなみに稼働率が99.99%というのは1日に平均して約8秒ほどしか落ちない計算になります。

稼働率99.99%:1日あたり約8秒ダウン
稼働率99.9% :1日あたり約1分27秒ダウン

1日8秒しか落ちない計算になりますが、平均して毎日8秒落ちるということではありません。

100%で稼働しているサーバーがほとんどの中、その内の1つや一部がサーバーダウンして、データセンターのネットワーク担当者が頑張って数分~10分ぐらいで復旧させている。 というのが稼働率99.99%の世界ではないでしょうか。

稼働率99.99%であれば企業向けとして借りるのに値する数値と言えるでしょう。

ちなみに稼働率が99.99%ではなく99.9%の場合だと、1年間に数時間レベルのダウンタイムが何回か発生するようなイメージになります。

稼働率が99.99%となっているレンタルサーバー

稼働率99.99%とされているレンタルサーバーを紹介します。

公式サイトで稼働率99.99%を告知しているレンタルサーバーには、 エックスサーバーやKagoyaなどがあります。

エックスサーバーは18万社の法人が契約しているシェアNo1のレンタルサーバー事業者で大変おすすめです。

Kagoyaも6万社の利用実績があり、メールサーバーとWebサーバーを分別管理しているなど安定性に長けています。

2社ともサポートとして設定代行やデータ引越しも行ってくれます。

エックスサーバーはこちら

会社名 稼働率 管理体制 料金 設定代行
サーバー移転
プラン
エックスサーバー 実稼働率
99.99%
同一管理 初期費用0円
月額1,320円~
あり
33,000円
一般向け or ビジネス向け
Kagoya 実稼働率
99.999%
Webとメール
分離管理
初期費用0円
月額1,650円
あり
10,000円
ビジネス向け

その2.SLA稼働率保障があるレンタルサーバー

次にSLA稼働率保障制度といって稼働率を保証してくれるサービスを紹介します。

これは、サーバーダウンによって稼働率が定めた基準値(例えば99.99%)にいかなかった場合、月額料金の一部を保障をしてくれるというサービスになります。

このSLA稼働率保障を導入しているレンタルサーバーにはXserverビジネス、CPIレンタルサーバー、iCLUSTA+があります。

会社名 稼働率 管理体制 料金 設定代行
サーバー移転
プラン
Xserverビジネス SLA保障
99.99%
同一管理 初期費用16,500円
月額5,016円~
あり
無料
ビジネス向け
iCLUSTA+ SLA保証
100%
Webとメール
分離管理
初期費用5,500円
月額1,027円
あり
33,000円
ビジネス向け
CPIレンタルサーバー SLA保証
100%
Webとメール
分離管理
初期費用22,000円
月額4,840円
あり
参考価格
ビジネス向け

基本的に法人向けレンタルサーバーは稼働率が安定しているサービスが多くなっています。

ポイント2.設定代行

2つ目のポイントは「設定代行」になります。

これは サーバー移転やいろいろな設定をレンタルサーバー会社にお願いできるサービスになります。

設定代行を実施しているレンタルサーバーなら、Web担当者がいない会社でもスムーズなレンタルサーバーの管理が行えます。

設定代行があるプランの紹介

エックスサーバーKagoyaiCLUSTA+ はサーバーの引越しサポートを実施していて、比較的安価な価格でお任せすることが出来ます。

さらにXserverビジネスでは月に3回まで無料で設定依頼を行えます。

会社名 最低月額料金 内容(2023年4月時点)
エックスサーバー 1,320円~ まとめて初期設定:33,000円
サーバー移転:33,000円
CMSインストール:5,500円
メールアドレス作成:5,500円
独自ドメイン設定:5,500円
iCLUSTA+ 1,027円~ かんたんスターターパック:33,000円
お引越しパック:33,000円
CMSインストール:5,500円
メールアドレス作成:3,300円
メールアドレス転送:3,300円
FTPアカウント発行:3,300円
Xserver ビジネス 5,014円~ 毎月3回~5回まで依頼無料
サーバー移転:0円(2件目から16,500円)
CMSインストール:0円
メールアドレス作成:0円
独自ドメイン設定:0円
CPIレンタルサーバー 4,840円~ 料金は個別対応

ポイント3.料金

3つ目のポイントは料金。

法人がレンタルサーバーを契約する場合、以下の3つの料金体系に分かれます。

  • 一般プラン:1,000円~1,500円
  • 法人プラン :2,000円~5,000円
  • 専用サーバー:10,000円~

法人企業の場合、料金の分布がもっとも多いのは法人プランの2,000円~5,000円ほどの価格帯になりますが、 エックスサーバーのように一般プランでもサービスが良くて法人に人気のサーバー事業者もあります。

どれぐらいの予算をかけてレンタルサーバーを借りるべきか、価格帯ごとに説明をしてみます。

一般プラン(1,000円~1,500円)

エックスサーバーやConohaWing、お名前レンタルサーバーなど個人向けサーバーが多いのが一般プランになります。

価格帯として月額1,200円~1,500円の間で提供されています。

この価格帯では高稼働率でサポートもしっかりしているエックスサーバーが法人にも人気になっています。

ビジネスプラン(2000円~5000円)

ビジネスプランになると管理体制だけでなくセキュリティ、サポートが充実してきます。

管理体制ではCPIレンタルサーバーやKagoyaのようにWebとメールサーバーを別々のハードウェアで管理している所が多くなってきます。

セキュリティ機能も充実していてより、サーバー速度より安定性やセキュリティに重きを置いた法人向けのサービス内容になっている点が特徴と言えます。

一方で安定性を重視するサーバー事業者が多く、高速化のサービスなどは一般プランの方が充実しています。

専用サーバー マネージド(20,000円~)

専用サーバーとは1台丸ごとレンタルサーバーを独占出来るサービスのことを言います。

本来、専用サーバーは難しい設定や構築を借りた側でしなくてはいけませんが、 難しいサーバーの管理はレンタルサーバー会社で行ってくれるプランもあります。それを専用サーバーの「マネージドプラン」と呼びます。

専用サーバーの利点は主に2つあります。1つはデータ容量が多いこと。もう1つはアクセス数が増えても柔軟に消化できることになります。

ただしマネージドプランの場合、月額料金は高くなっています。最低でも20,000円ほどからの月額料金だと思ってください。

ポイント4.データ容量

4つ目のポイントはデータ容量。容量の多寡によってWebサイトデータの保管量や、メールの送受信データの保存がどれくらい出来るのかが変わってきます。

法人の場合、10人~20人と社員数が多くなってくるとメールのデータ容量が嵩むことがあるので社員数が多い会社は注意したいところになります。

300GB以上用意されているプランが多い

データ容量については、一般プランでも法人プランでも大体200GBや300GB以上で用意されているプランが多くなっています。

プランを上げていくことでデータ容量を増やすことが出来ます。多ければ500GB以上まで提供してくれるサーバー事業者もあります。

それ以上のデータ容量を求める場合は、専用サーバー(マネージドサーバー)などのサービスが必要になってきます。 専用サーバーになると1台専有のため一気にデータ容量を増やすことが出来ます。

法人企業はどれくらいのデータ容量が必要か?

法人企業にとって容量がどれくらい必要になってくるのかは、基本的にメールの管理体制で大きく変わってきます。

Web制作の場合、数万ページあるメディアサイトや数万点を扱うECサイト、Webサービスを提供しているなど、専門的なホームページでもない限り容量をそこまで消費しません。 そのため9割方のWebサイトにおいてデータ容量を気にする必要はないと言えるでしょう。

一方でデータ容量を消費しやすいのはメールの保存データになります。

メールの場合、社員1人のメールアカウントに10GBほど容量を割り振る会社も多いと思います。 その場合、社員が30人いれば社員ごとのメールアカウントだけで300GBを消化してしまいます。

そのため社員数が多い場合にはデータ容量の把握に注意しておきましょう。

ポイント5.高速化

5つ目のポイントは高速化です。「安定性」や「稼働率」に加えて、Webサイトを運営する場合は選ぶ要素として重要な要素だと言えます。

法人企業でもコーポレートサイト以外にメディアサイトなどの運営でWebからの「集客」を考えている場合、高速化対応のレンタルサーバーを選んだ方が良いでしょう。 ページ表示が速いサイトはGoogle検索で有利になれます

高速化対応ならエックスサーバーかConohaWING

高速化に対応しているレンタルサーバーで人気があるのはエックスサーバーとConoha WINGの2社になります。

2.法人向けおすすめレンタルサーバー

おすすめの法人向けレンタルサーバーを5つ紹介したいと思います。

会社名 稼働率 管理体制 料金 設定代行
サーバー移転
プラン
エックスサーバー 実稼働率
99.99%
同一管理 初期費用3,300円
月額1,320円~
あり
33,000円
一般向け
Xserverビジネス SLA保障
99.99%
同一管理 初期費用16,500円
月額5,016円~
あり
無料
ビジネス向け
iCLUSTA+ SLA保証
100%
Webとメール
分離管理
初期費用5,500円
月額1,027円
あり
33,000円
ビジネス向け
CPIレンタルサーバー SLA保証
100%
Webとメール
分離管理
初期費用22,000円
月額4,840円
あり
参考価格
ビジネス向け
Kagoya 実稼働率
99.999%
Webとメール
分離管理
初期費用0円
月額,1650円
あり
10,000円
ビジネス向け

エックスサーバー

250万サイトが登録されているエックスサーバー。ビジネスプランであるXserverビジネスと合わせて 法人企業18万社が契約しているシェアNO1のレンタルサーバー会社になります。

人気の理由は稼働率が99.99%と安定しているだけでなく「圧倒的なサーバースペック」と「高速化」によってスムーズなWebサイト運営が出来ること。 さらに有償のデータ代行サービスがあり、管理作業を委任できます。

バランスの良さと安定感から個人だけでなく多くの法人企業でもエックスサーバーを導入しています。

エックスサーバー
\いまなら10日お試し/

エックスサーバービジネス

Xserverビジネスはエックスサーバーと同様に高スペック・高安定率でありながら、セキュリティ機能も充実。 SLA保障は99.99%に設定。高稼働率を誇っています。

さらに毎月3回まで様々な設定作業について無料で依頼できます。サーバー移転時のサイトデータの引越しも無料でお任せできます。

レンタルサーバーの引越し時の移転作業や、その後の各種設定の代行などをお任せしたい会社にはXserverビジネスが向いています。 ホームページ作成サービス(無料)などもあり、他社からのサーバー引越しだけでなく新しく立ち上げを行う法人企業にも最適だと言えるでしょう。

Xserverビジネス
10日お試し

Kagoya

Kagoyaのレンタルサーバーは25年の稼働実績を誇り法人に人気のサービスを展開しています。 これまでの導入社数も61,000社を超えています。

安定性に長けていてサーバー稼働率はなんと99.999%。しかもWebサーバーとメールサーバーは別々に運営されています。

また、共用サーバーだけでなくメール専用プランがあるのも特徴です。

Kagoyaのメール専用プランには「共用(1台を複数人で共有)」「専用(1台まるごと)」「エンタープライズ(より大規模)」と3種類のサービスにわかれています。

共用サービスの最低価格は月額料金440円から。容量の追加も可能となっています(別料金)。1アカウントあたり80GBまでのデータ容量を割り振れる柔軟性。 メールにこだわりをもって特化したい法人企業向けのサービスになっています。

Kagoya公式サイト

CPIレンタルサーバー

CPIレンタルサーバーでは、Webサーバーとメールサーバーが別々のハードウェアになっています。 そのためWebサーバーのアクセスが増えて混雑しても、メールサーバーには影響が出ません。SLA保障も100%に設定されていて、より安定的なメール管理が出来ます。

KDDIコミュニケーションズが運営するレンタルサーバーで安心感があります。 サーバーの速さよりも安定感を求める会社に向いています。

CPIレンタルサーバー公式

iCLUSTA+

iCLUSTA+

iCLUSTA+はSLA稼働率として100%を設定しています。それだけでなく公式サイト内では実稼働率も公表しています。ほぼ毎月100%の稼働率を達成しています。

プラン別に300GB、500GB、750GBと他のレンタルサーバーよりデータ容量が多いのも特徴になっています。

iCLUSTA+は契約時にデータ移行がしやすいようデータ代行サービス(33,000円)を実施しています。年間1万社(2021年度実績)が利用している実績があるレンタルサーバーだと言えます。

iCLUSTA+ 30日返金保証

推奨サーバーは「エックスサーバー」と「Xserverビジネス」

法人企業に推薦したいレンタルサーバーを1つ挙げれば「エックスサーバー」「Xserverビジネス」の2社になります。

推奨する理由としては稼働率が99.99%ということで安定性があること。さらに高速化も重視したサービス内容になっている点。

加えて設定代行が2社ともある点。エックスサーバーでは有償で設定変更やサーバー移転を行ってくれますし、 Xserverビジネスは無料で設定代行、サーバー移転を行ってくれます。

2社とも同じ会社が運営していますが、バランスの良いサービスになっていてデメリットらしいデメリットがありません。

しいてデメリットを考えると、どちらのサービスもWebとメールサーバーは別ハードウェアではなくサーバー1台の同一管理になっているということではないでしょうか。

しかし、同一管理であっても実稼働率は99.99%となっています。

質問(Q&A)

法人サーバーに関するFAQをまとめてみました。

共有サーバーと専用サーバーの違い

今回、紹介しているレンタルサーバーはすべて共有サーバーになります。

共有サーバーとは1台のレンタルサーバーを複数の利用者で共有するサービスのこと。複数人で使用するため他の利用者の影響を受けやすいデメリットがありますが、 その分、料金が抑えられています。

専用サーバーであれば1台まるごとサーバーを借りることが出来ます。専有しているため他の利用者の影響を受けません。その分料金が高くなり 月に数万円かかるサービスが多くなっています。

共有サーバーを借りるのか専用サーバーを借りるのかの線引きは、運営するwebサイトの規模だったり会社社員数にもよります。 基本的に専用サーバーを借りる場合は、それなりの規模がある場合に限るため、最初は共有サーバーで問題ないでしょう。

「法人向けサーバー」ではなく「個人向けサーバー」でも法人利用は出来るのか?

基本的に個人向けサーバーは個人向け。法人向けサーバーは法人向けとなっていますので法人利用であれば法人向けサーバーから選ぶことをおすすめします。

法人向けサーバーは「安定性」や「サポート」「セキュリティ」が充実しています。

例えば、法人向けサーバーではWebサーバーとメールサーバーを分離して管理している会社が多いです。 この場合、Webサーバーの影響を受けないためメールの安定性が確保されます。

ただし、個人向けサーバーであってもエックスサーバーのように安定性もあって設定周りのサポートも有償で受けてくれるサーバーもあります。 料金も個人向けの価格帯となっていてリーズナブルなので、大変お得です。

より高額な専用レンタルサーバー(マネージドプラン)とは?

ビジネスプランには専用サーバーと呼ばれるサービスがあります。専用サーバーを利用する場合、最近はマネージドプランと呼ばれるプランをおすすめします。

マネージドプランではレンタルサーバーを1台まるごと借りられるだけでなく、設定や管理をレンタルサーバー事業者側にお任せできるサービスになります。

Webサイトのアクセス数が1日あたり2万~3万まで増加してきた時や、会社が大きくなり社員数が増えて メールのデータ容量が300GBや500GBでは間に合わなくなった時に検討するサービスだと言えるでしょう。

基本的に設立したばかりの法人などにおいて、いきなりマネージドプランを検討する機会はほとんどないと思いますが、 将来的な乗換えの際に料金がどれくらいするのかなど、概要を把握しておいても良いでしょう。

会社名 容量 料金
カゴヤマネージド 2TB 初期費用44,000円
月額料金11,000円
さくら マネージドプラン 700GB 初期費用59,400円
月額料金19,440円
CPIマネージド 480GB~2.88TB 初期費用101,200円
月額料金29,700円

まとめ

法人企業のレンタルサーバー選びはその後のメール管理やホームページの管理に影響してくる、仕事に直結するサービスの選定になります。

レンタルサーバーの用途がWebサイト用であっても、メール管理用であっても、基本的にはその後何年も契約していくサービスになりますので 「安定性」「サーバー速度」「サポート内容」など自社にとって、どの要素を重視するべきなのかよく検討して選びましょう。

法人企業のメールアドレスの作り方

法人企業のメールアドレスの導入についても知りたい方は、以下のページも参考にしてください。

レンタルサーバー

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