ドメイン取得への道

ドメイン取得への道

【安定&定番】法人向けおすすめレンタルサーバー(2023年4月)

法人企業がホームページやメールアドレスを作る際に必要になってくるのがレンタルサーバーです。 しかし、レンタルサーバーはサービスの種類がたくさんあります。そのため、何を選んだら良いのか検討に時間がかかってしまうのが担当者にとっての悩みどころではないでしょうか。

そこで、このページでは会社としてレンタルサーバーを選ぶ際に気を付けて欲しいポイントと、 実際に人気があるおすすめの法人向けプランについて解説をしています。

1.法人サーバーと個人向けサーバーの主な違い

ある程度の従業員がいる中小企業であればレンタルサーバーにも費用と投下できるでしょうが、1人法人や立ち上げたばかりの法人であれば出来ればコストを抑えていきたいでしょう。

個人向けのレンタルサーバーでもエックスサーバーなどの人気プランがあり、そのようなプランで契約できないかお迷いの方もいらっしゃると思います。

そこでまずは個人向けプランと法人向けプランの違いについて説明をしていきます。自社にとって法人向けプランが本当に必要なのか?検討の参考にしてください。

法人向けサーバーは「管理体制」「サポート」「セキュリティ」が違う

法人向けプランと個人向けプランの大きな違いは主に3つあります。それは「管理体制」「サポート」「セキュリティ」の3つです。

法人サーバーの違い1.「管理体制」

まず管理体制について説明をします。ここで言う管理体制とはサーバーのネットワーク構成のことを意味しています。ずばり、法人向けサーバーでは「Webサーバー」と「メールサーバー」を 別々のハードウェア(サーバー)で管理しているところが多くなっています。

個人向けプランであればWebサーバーとメールサーバーは基本的に1台のサーバーでまとめて管理しています。1台で管理するところを2台に分散することで管理コストはかかりますが、 Webサーバーにアクセスが集中したときでもメールサーバーは安定して運営できるメリットがあります。

例えサーバー1台の管理でも稼働率99.99%となっている個人向けプランもありますので決して1台管理が悪いというわけではありませんが、 よりリスクを回避したい法人にとって2台での管理体制というのは、安心を追及する盤石な体制だと言えるでしょう。

この2台による分別管理を導入している法人プランは「CPIレンタルサーバー」「Kagoya」「iCLUSTA+ GMO」「ヘテムル」が該当します。

法人サーバーの違い2.「サポート(設定代行)」

法人プランの2つ目の違いは「サポート」になります。

法人プランにおいては設定に関する代行サービスを提供しているレンタルサーバー事業者が多くなっています。そのため設定を行う実務担当者がいない場合でも レンタルサーバー会社に設定を任せて管理することが可能になっています。

この設定代行についてですが、個人向けプランではほとんどの会社で提供されていません。(※ただしエックスサーバーは個人向けプランでも設定代行あり)

法人サーバーの違い3.「セキュリティ」

3点目の違いとしては「セキュリティ」機能に違いがあります。

データの自動バックアップに関しては、これは個人向けプランでも法人向けプランでもほとんどのプランで提供されているため違いはありませんが、 その他の「WAF機能」「マルウェア診断」などについては法人プランだと大体のプランで基本的についてきます。

それぞれの会社ごとに独自のセキュリティサービス(セコム診断など)を提供している場合もあります。

このように法人プランは会社向けに適したサービスが充実しています。

法人向けサーバーは料金が違う

安価な法人向けプランでも2,000円~3,000円から提供

法人向けプランは一般的には個人向けプランよりも料金が高くなっています。

個人向けプランの場合、大体ベーシックなプランだと1,000円~1,500円ほどで契約することが出来ますし格安プランだと500円ほどでしかありませんが、 法人向けプランの場合は安くでも月額2,000円ほどからになります。

月額料金として3,000円~5,000円ほどが法人向けプランがもっとも充実している価格帯だと言えるでしょう。

初期費用もそれなりにするため、数万円の初期費用が掛かるプランも珍しくありません。 初年度のコストとしては5万円~10万円ほどかかるのが一般的な法人向けプランの料金だと考えて下さい。

専用サーバーの料金は高いが、立上げ当初の会社には必要のないサービス

また1台を丸ごと専有できる専用サーバー(マネージドプラン)のサービスもあります。月額料金としては月に1万円以上かかるサービスになっています。

このようなプランもいずれ検討する必要があるかもしれませんが 何かのWebサービスを作っている会社でもない限り、立上げ当初の法人や少人数の法人においてまず必要のないプランだと言えるでしょう。

2.法人向けレンタルサーバーを選ぶポイント

ここでは法人向けプランを検討する際のポイントを5つ紹介します。繰り返しになるところもありますが、これらの5つの要素で自社が重要視するところを切り分けていき サービスを選んでいきましょう。

Point1.稼働率

稼働率は100%が最もベスト

法人企業にとってレンタルサーバーを選ぶポイントとして最重要なのが「稼働率」。 「稼働率」とはレンタルサーバーが動いている割合を数値化したもの。稼働率が100%ならばダウンタイムなしで、落ちることなく常に動いているサーバーを意味し、 稼働率が50%なら1日の半分は止まっていることになります。当然、稼働率は高ければ高いほど良いサービスになります。

企業としてはサーバーダウンで30分~1時間と停止してしまうことが頻発するレンタルサーバーは避けたいところでしょう。 稼働率の基準として99.99%や99.9%などが一般的によく使われています。

稼働率99.99%:1日あたり約8秒ダウン
稼働率99.9% :1日あたり約1分27秒ダウン

これはあくまでも数値を平均化したものなので、どのサーバーも1日で平均して落ちるということではありません。 稼働率99.9%の場合だと、大体1年に数時間のダウンタイムが数回発生するようなイメージになります。

基本的には稼働率が99.99%となっているサービスを選んだ方が無難だと言えるでしょう。

「実稼働率」と「SLA保障稼働率」の違い

このサーバー稼働率には「実稼働率」の他にも「SLA保障稼働率」というものがあります。SLA保障というのは実際の稼働率ではなく目標設定になります。 例えばSLA保障稼働率が99.99%の場合、この数値を下回った場合は月額料金の一部を返金するというものになります。

あくまでも目標設定ではありますが、法人向けサーバーなどでは多くのプランで導入されています。

SLAだからと言って実際の稼働率が低いわけではありません。「iCLUSTA+」ではSLA保障を100%に設定していますが、実際の稼働率も100%になっている 月がほとんどになっています。

Point2.サーバーの管理体制

2つ目のポイントとして紹介したいのが「サーバーの管理体制」。Webデータを保存するサーバーを「Webサーバー」と呼び、 メールデータを保存するサーバーを「メールサーバー」と呼びますが、より安定性を求める場合はこの2つのサーバーを別々にしているプランの方が 法人に適しています。

Webデータとメールデータを1つのサーバーにまとめる「同一管理」が一般的

基本的にレンタルサーバーではWebデータとメールデータを1つのサーバーに一緒に入れて管理するプランが多くなっています。

この同一管理のメリットはコストを抑えられること。デメリットはWebサイト側が混むとメール側も影響を受けてしまうことだと言えます。

例えば自社サイトがニュースサイトやSNSで紹介されることで、アクセス数が急に増えてしまった時にはサーバーに負荷がかかります。 同一管理だと、その際にメールの送受信が不安定になると言うわけてす。

Webデータとメールデータを別々のハードウェアに保存する「別管理方式」

しかし法人向けのレンタルサーバーの場合、Webデータを保存するハードウェアとメールデータを保存するハードウェアを別々にしている 会社がいくつかあります。この管理体制の場合、Webデータが混雑してWebサーバーが落ちたとしても、メール側には影響が出ない利点があります。

法人企業でメールの活用を主体にしてレンタルサーバーを選ぶ場合は、別々のハードウェアでWebサーバーとメールサーバー管理にしている会社を検討してみても良いでしょう。

Point3.設定代行

次に紹介したいポイントが「設定代行」になります。これはサーバー移転やメール作成、ワードプレス構築などの設定を レンタルサーバー会社にそのままお願いできるサービスになります。

加入しているレンタルサーバーからのデータ移行や、移行後の設定を行う負担がデメリットとなっている会社も多いと思います。

「設定代行」があるレンタルサーバーなら無料または有償で設定してくれるため、設定担当者がいない会社でもスムーズなレンタルサーバーの管理が行えます。

設定代行があるプランの紹介

エックスサーバーやiCLUSTA+は引越しサポートを実施していて、比較的安価でお任せすることが出来ます。 Xserverビジネスでは設定代行が月額料金に含まれているため無料で依頼ができます。

会社名 最低月額料金 内容(2023年4月時点)
エックスサーバー 1,320円~ まとめて初期設定:33,000円
サーバー移転:33,000円
CMSインストール:5,500円
メールアドレス作成:5,500円
独自ドメイン設定:5,500円
iCLUSTA+ 1,027円~ かんたんスターターパック:33,000円
お引越しパック:33,000円
CMSインストール:5,500円
メールアドレス作成:3,300円
メールアドレス転送:3,300円
FTPアカウント発行:3,300円
Xserver ビジネス 5,014円~ 毎月3回~5回まで依頼無料
サーバー移転:0円(2件目から16,500円)
CMSインストール:0円
メールアドレス作成:0円
独自ドメイン設定:0円
CPIレンタルサーバー 4,840円~ 料金は個別対応

Point4.初期費用と月額料金

4点目のポイントは料金。大まかなイメージを掴むために3つの価格帯にわけてその標準的な料金を算出してみました。

法人企業の場合、適しているのはビジネスプランの価格帯になりますが一般プランでも稼働率が良いサーバー事業者があります。 どれぐらいの予算をかけてレンタルサーバーを借りるか価格帯ごとの特徴を把握して検討してください。

一般プラン(1,200円~1,500円)

エックスサーバーやConohaWing、お名前レンタルサーバーなど人気の共用サーバーが多くなっているのが一般プランになります。 最もベーシックなプランと言えます。大体、月額料金が1,200円~1,500円の間で提供されています。

Webサーバーの速度も高速化に対応していてWeb制作にも向いているプランが多くなっているのが一般プランの特徴になります。 一方でWebサーバーとメールサーバーを分けて管理するような、管理体制は一般プランではほぼありません。

稼働率が99.99%になっているエックスサーバーのように、この価格帯でも安定性が確保されているプランもあります。

ビジネスプラン(2000円~5000円)

ビジネスプランになるとCPIレンタルサーバーやKagoyaのようにWebとメールサーバーを別々のハードウェアで管理している所が多くなってきます。

セキュリティ機能も充実していてより、サーバー速度より安定性やセキュリティに重きを置いた法人向けのサービス内容になっている点が特徴と言えます。

一方で安定性を重視するサーバー事業者が多く、高速化のサービスなどは一般プランの方が充実しています。 メール管理だけでなくWebサイトの運営も行っている企業は高速化に対応している事業者を選ぶようにしましょう。

専用サーバー マネージド(20,000円~)

専用サーバーとは1台丸ごとレンタルサーバーを独占出来るサービスのことを言います。本来、専用サーバーは難しい設定や構築を借りた側でしなくてはいけませんが、 難しいサーバーの管理はレンタルサーバー会社で行ってくれるプランもあります。それを専用サーバーの「マネージドプラン」と呼びます。

専用サーバーの利点は主に2つあります。1つはデータ容量が多いこと。もう1つはアクセス数が増えても柔軟に消化できることになります。

ただしマネージドプランの場合、月額料金は高くなっています。最低でも20,000円ほどからの月額料金だと思ってください。

Point5.データ容量

5つ目のポイントはデータ容量。容量の多寡によってWebサイトデータの保管量や、メールの送受信データの保存がどれくらい出来るのかが変わってきます。

法人の場合、10人~20人と社員数が多くなってくるとメールのデータ容量が嵩むことがあるので社員数が多い会社は注意したいところになります。

300GB以上用意されているプランが多い

データ容量については、一般プランでも法人プランでも大体200GBや300GB以上で用意されているプランが多くなっています。

プランを上げていくことでデータ容量を増やすことが出来ます。多ければ500GB以上まで提供してくれるサーバー事業者もあります。

それ以上のデータ容量を求める場合は、専用サーバー(マネージドサーバー)などのサービスが必要になってきます。 専用サーバーになると1台専有のため一気にデータ容量を増やすことが出来ます。

法人企業はどれくらいのデータ容量が必要か?

法人企業にとって容量がどれくらい必要になってくるのかは、基本的にメールの管理体制で大きく変わってきます。

Web制作の場合、数万ページあるメディアサイトや数万点を扱うECサイト、Webサービスを提供しているなど、専門的なホームページでもない限り容量をそこまで消費しません。 そのため9割方のWebサイトにおいてデータ容量を気にする必要はないと言えるでしょう。

一方でデータ容量を消費しやすいのはメールの保存データになります。

メールの場合、社員1人のメールアカウントに10GBほど容量を割り振る会社も多いと思います。 その場合、社員が30人いれば社員ごとのメールアカウントだけで300GBを消化してしまいます。

そのため社員数が多い場合にはデータ容量の把握に注意しておきましょう。

Point6.高速化

最後に紹介するポイントが高速化になります。「安定性」や「稼働率」に加えて、Webサイトを運営する場合は選ぶ要素として重要な要素だと言えます。

法人企業でもコーポレートサイト以外にメディアサイトなどの運営でWebからの「集客」を考えている場合、高速化対応のレンタルサーバーを選んだ方が良いでしょう。 ページ表示が速いサイトはGoogle検索で有利になれます

高速化対応ならエックスサーバーかConohaWING

高速化に対応しているレンタルサーバーで人気があるのはエックスサーバーとConoha WINGの2社になります。

会社名 高速化 ストレージ Webサーバー
エックスサーバー 国内速度No1 NVMe Nginx(エンジンエックス)
Conoha WING 国内速度No1 ソリッドストレージ Nginx(エンジンエックス)

サービス比較表

ここでは法人企業に向いている一般プラン、ビジネスプランを5社選定して紹介しています。

会社名 稼働率 管理体制 料金 設定代行
サーバー移転
プラン
エックスサーバー 実稼働率
99.99%
同一管理 初期費用3,300円
月額1,320円~
あり
33,000円
一般向け
Xserverビジネス SLA保障
99.99%
同一管理 初期費用16,500円
月額5,016円~
あり
無料
ビジネス向け
iCLUSTA+ SLA保証
100%
Webとメール
分離管理
初期費用5,500円
月額1,027円
あり
33,000円
ビジネス向け
CPIレンタルサーバー SLA保証
100%
Webとメール
分離管理
初期費用22,000円
月額4,840円
あり
参考価格
ビジネス向け
ヘテムル 実稼働率
99.99%
Webとメール
分離管理
初期費用0円
月額2,200円
あり
33,000円
ビジネス向け

3.稼働率で選ぶ

ここからはポイント別に推奨できるレンタルサーバーを紹介していきます。

まずは稼働率が良く、安定しているレンタルサーバーを紹介します。稼働率が99.99%あれば1日に平均8秒ほどしか落ちていないサービスになり充分なサービスと言えます。 そのため、稼働率99.99%を基準にして推奨サーバーを紹介していきます。

1.稼働率99.99%以上のレンタルサーバー
2.SLA稼働率保証されているのレンタルサーバー

稼働率99.99%のレンタルサーバー

繰り返しますが稼働率が99.99%の場合、1日あたり平均で約8秒しか落ちていないことになります。

100%稼働しているサーバーがほとんどの中、その内の1つがサーバーダウンして、 データセンターのネットワーク担当者が頑張って数分~10分ぐらいで復旧させている。というのが稼働率99.99%の世界だと思います。

実稼働率が99.99%となっている3社を紹介

実際に稼働率が99.99%以上となっているレンタルサーバーを紹介します。

  • エックスサーバー圧倒的シェアNo1!法人契約も17万社
  • iCLUSTA+:クラスタ技術で安定的。GMOインターネット運営
  • ヘテムル:Webとメールサーバー分別管理。GMOペパポ運営

上記の3社はどれも稼働率が高く、安定しているレンタルサーバーだと言えるでしょう。

一般向けプランながら高速化にも対応しているのがエックスサーバー。クラスタ技術で安定性にこだわりがあるのがiCLUSTA+。 データ容量が大きいのがヘテムルになります。

エックスサーバー

220万サイトが登録されているエックスサーバー。Webサーバーとメールサーバーは同一管理になりますが、法人企業17万社が契約しているシェアNO1のレンタルサーバー会社になります。 実稼働率は99.99%。メンテナンス情報を公表していますが、ほとんどわずか数分で復旧させている圧倒的な運営体制になっています。

エックスサーバのメンテナンス

人気の理由は「圧倒的なサーバースペック」と「高速化」によってスムーズなWebサイト運営が出来ること。 そして有償のデータ代行サービスがあるため、ほとんどの作業を委任できます。

圧倒的なシェアを活かしたサービスを展開しています。そのバランスの良さと安定感から一般プランながら多くの法人企業がエックスサーバーを導入しています。

エックスサーバー
\いまなら10日お試し/

iCLUSTA+

iCLUSTA+はSLA稼働率として100%を設定しています。それだけでなく公式サイト内では実稼働率も公表しています。ほぼ毎月100%の稼働率を達成しています。

プラン別に300GB、500GB、750GBと他のレンタルサーバーよりデータ容量が多いのも特徴になっています。

iCLUSTA+は契約時にデータ移行がしやすいようデータ代行サービス(33,000円)を実施しています。年間1万社(2021年度実績)が利用している実績があるレンタルサーバーだと言えます。

iCLUSTA+ 30日返金保証

ヘテムル

ヘテムルは実稼働率99.99%。さらにWebサーバー、メールサーバー、データベースサーバーがそれぞれ別ハードウェアで管理されています。 安定性を重視した法人向けサービスとなっています。

プランは1プランのみ。データ容量が多く最も低価格なプランであっても500GBの容量が提供されます。

SLA稼働率保証を導入している法人向けレンタルサーバー

次に紹介したいのが、SLA稼働率保証があるレンタルサーバーになります。

SLA稼働率保証とは、実稼働率ではありませんが99.99%稼働の保証をするかわりに下回った際には返金を行うというサービスになります。

月額料金が3,000円~5,000円ほどのビジネスプランの多くでSLA保障が採用されています。

  • XserverビジネスSLA保障99.99%。法人契約15万社でシェアNo1。エックスサーバーの法人向けプラン
  • CPIレンタルサーバーSLA保障100%。Web&メールサーバーが別ハードウェア管理。KDDIコミュニケーションズが運営。
Xserverビジネス

Xserverビジネスはエックスサーバーと同様に高スペック・高安定率でありながら、セキュリティ機能も充実。 SLA保障は99.99%に設定。高稼働率を誇っています。

さらに毎月3回まで様々な設定作業について無料で依頼できます。サーバー移転時のサイトデータの引越しも無料でお任せできます。

Xserverビジネス
10日お試し

CPIレンタルサーバー

CPIレンタルサーバーでは、Webサーバーとメールサーバーが別々のハードウェアになっています。 そのためWebサーバーのアクセスが増えて混雑しても、メールサーバーには影響が出ません。SLA保障も100%に設定されていて、より安定的なメール管理が出来ます。

KDDIコミュニケーションズが運営するレンタルサーバーで安心感があります。 サーバーの速さよりも安定感を求める会社に向いています。

CPIレンタルサーバー公式

4.「メール向け」で選ぶ

次に企業のメール管理向けに適したレンタルサーバーを紹介していきます。

メール重視でレンタルサーバーを選ぶ場合、Webサーバー、メールサーバーを分離させ別ハードウエアで運営しているプランか メール専用レンタルサーバーのサービスを選ぶと、より安定したメールの管理が実施できます。

両者のサービスの特徴はWebを介していないこと。Webサイトの運営とは別にメール単体で安定性を求めたい場合、このようなサービスが向いているでしょう。

安定性重視。Webサーバー&メールサーバー別管理されているレンタルサーバー

まず、これまで説明をしてきた分離管理を実施しているレンタルサーバー。当サイトで紹介しているレンタルサーバー事業者では計3社がこの体制でサービスを提供していますが、その内 。「iCLUSTA+」と「CPIレンタルサーバー」の2社を紹介します。

  • iCLUSTA+分離管理
  • CPIレンタルサーバー分離管理。Web&メールサーバーが別ハードウェア管理。KDDIコミュニケーションズが運営。
iCLUSTA+

公式サイト内ではあまり訴求されていないものの、Webとサーバー分離管理で高稼働率を誇るのが「iCLUSTA+」などになります。 さらにクラスタ技術によって安定化を図っています。

容量も多いため、安定化と高容量を求める法人企業に向いています。

iCLUSTA+ 30日返金保証

CPIレンタルサーバー

KDDIコミュニケーションズが運営するレンタルサーバー。Webとメール分離管理だけでなく、30日間のバックアップやメールの付帯サービスなどが充実しています。

法人企業がより安定的に運営したい場合に選びたい法人向けレンタルサーバー事業者と言えます。

CPIレンタルサーバー公式

メール専用のレンタルサーバー

メール専用サーバーとは、Webサーバーを置かずにメールサーバーのみでメール管理に特化したレンタルサーバーになっています。

メールの専用サーバーは提供している事業者がすくないため、ここではKagoya1社のみの紹介となります(個人向けメールプランは割愛)。

  • Kagoyaメール専用プラン。様々なメール用途に答えるメール専用のサービス
Kagoya メールプラン

Kagoyaのメール専用プランには「共用(1台を複数人で共有)」「専用(1台まるごと)」「エンタープライズ(より大規模)」と3種類のサービスにわかれています。

共用サービスの最低価格は月額料金440円から。容量の追加も可能となっています(別料金)。1アカウントあたり80GBまでのデータ容量を割り振れる柔軟性。 メールにこだわりをもって特化したい法人企業向けのサービスになっていますう。

5.法人向けおすすめレンタルサーバー

エックスサーバーとXserverビジネスを推奨

結果として、法人企業に推薦したいレンタルサーバー事業者は「エックスサーバー」「Xserverビジネス」の2社になります。

推奨する理由としては稼働率が99.99%(エックスサーバー)という安定性だけでなく、高速化も重視したサービス内容になっている点。

この高速化についてはXserverビジネスでも同様に速いため、Webサイトを運営する法人でも前向きにサイト運営が出来ます。

デメリットがほぼない

2社とも同じ会社が運営していますが、バランスの良いサービスになっていてデメリットらしいデメリットがありません。

しいて2社のデメリットを考えると、どちらのサービスもWebとメールサーバーは別ハードウェアではなく、1台の同一管理になるためWeb側の混雑の影響を受けやすい点と言えます。

それでいて実稼働率は99.99%となっているため、許容できる範囲ではないでしょうか。

エックスサーバー

220万サイトが登録されているエックスサーバー。Webサーバーとメールサーバーは同一管理になりますが、法人企業17万社が契約しているシェアNO1のレンタルサーバー会社になります。 実稼働率は99.99%。メンテナンス情報を公表していますが、ほとんどわずか数分で復旧させている圧倒的な運営体制になっています。

エックスサーバのメンテナンス

人気の理由は「圧倒的なサーバースペック」と「高速化」によってスムーズなWebサイト運営が出来ること。 そして有償のデータ代行サービスがあるため、ほとんどの作業を委任できます。

圧倒的なシェアを活かしたサービスを展開しています。そのバランスの良さと安定感から一般プランながら多くの法人企業がエックスサーバーを導入しています。

エックスサーバー
\いまなら10日お試し/

Xserverビジネス

Xserverビジネスはエックスサーバーと同様に高スペック・高安定率でありながら、セキュリティ機能も充実。 SLA保障は99.99%に設定。高稼働率を誇っています。

さらに毎月3回まで様々な設定作業について無料で依頼できます。サーバー移転時のサイトデータの引越しも無料でお任せできます。

レンタルサーバーの引越し時の移転作業や、その後の各種設定の代行などをお任せしたい会社にはXserverビジネスが向いています。 ホームページ作成サービス(無料)などもあり、他社からのサーバー引越しだけでなく新しく立ち上げを行う法人企業にも最適だと言えるでしょう。

Xserverビジネス
10日お試し

質問(Q&A)

法人企業にとって「一般プラン」と「ビジネスプラン」はどちらのプランが最適か?

企業といっても社員が数人の場合から、10人を超えるところ、30人を超えるところと様々な会社があると思います。 どのようなホームぺージを作るのかにもよりますが、 10ページ程度の会社のホームぺージを作るだけ、メールアカウントも10名以下で対応。というケースであれば一般プランで十分だと思います。

「メールアドレスは近い将来10人分以上作りそう。Webサイトもアクセス数で1日数万は考えている」
「金額的に月5,000円ぐらいなら会社の費用として出せる」

ということであれば、ビジネスプランでの加入も検討しましょう。

ビジネスプランや専用サーバーのプランがあるレンタルサーバーであれば将来的にプランのアップグレード(変更)も出来ます。

Web担当者がいない法人はどうすればいいのか?

まだ数社ではありますが、最近では法人向けのサービスとして、 データ移転や各種設定を変わりサーバー会社が行ってくれるプランが増えてきています。

エックスサーバービジネス」 「CPI」などになります。

ホームぺージのデータ移行や各種設定などは、ある程度インターネットの知識がないと出来ません。

Web担当者がいない、Web制作会社に頼むにはコストが高すぎる。と感じている方は、 このような設定変更サービスを検討すると、自社の負担を減らすことが出来ると思います。

より高額な専用レンタルサーバー(マネージドプラン)とは?

ビジネスプランには専用サーバーと呼ばれるサービスがあります。さらに専用サーバーでもマネージドプランと呼ばれるプランを特におすすめします。

マネージドプランはレンタルサーバーを1台まるごと借りられ、難しい設定をお任せできるサービスになります。

Webサイトのアクセス数が1日あたり2万~3万まで増加してきた時や、会社が大きくなり社員数が増えて メールのデータ容量が300GBや500GBでは間に合わなくなった時に検討するサービスだと言えるでしょう。

基本的に設立したばかりの法人などにおいて、いきなりマネージドプランを検討する機会はほとんどないと思いますが、 将来的な乗換えの際に料金がどれくらいするのかなど、概要を把握しておいても良いでしょう。

会社名 容量 料金
カゴヤマネージド 2TB 初期費用44,000円
月額料金11,000円
さくら マネージドプラン 700GB 初期費用59,400円
月額料金19,440円
CPIマネージド 480GB~2.88TB 初期費用101,200円
月額料金29,700円

まとめ

法人企業のレンタルサーバー選びはその後のメール管理やホームページの管理に影響してくる、仕事に直結するサービスの選定になります。

レンタルサーバーの用途がWebサイト用であっても、メール管理用であっても、基本的にはその後何年も契約していくサービスになりますので 「安定性」「サーバー速度」「サポート内容」など自社にとって、どの要素を重視するべきなのかよく検討して選びましょう。

法人企業のメールアドレスの作り方

法人企業のメールアドレスの導入についても知りたい方は、以下のページも参考にしてください。

この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

レンタルサーバー

特集

人気レンタルサーバー比較