ドメインの基礎
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レンタルサーバー比較
1.料金 | 2.稼働率 |
3.CPU&メモリ | 4.webサーバー |
5.データ容量 | 6.ワードプレス簡単インストール |
7.HDD&SSD | 8.サポート体制 |
9.転送量 | 10.バックアップ | 11.データベース数 |
基本的に、大半の方においてレンタルサーバーにおけるデータベースの役割はワードプレスを作るために必要なもの という位置づけになります。その他にはECサイトなどでデータベースが活躍しています。
データベースが1つあればワードプレスが1つ作れます。そのため、登録プランのデータベース数が10個であれば、ワードプレスも10個迄作れます。1つのアカウントで沢山のワードプレスを作りたい場合、各プランのデータベース数をチェックしましょう。
当ページでは、データベースの役割と、各レンタルサーバーが提供するデータベースの数について比較しています。
データベースは、様々なデータをエクセルのような表に整頓し、抽出・追加など様々な操作が出来るソフトだとイメージして下さい。
ワードプレスの場合、各ページを作って保存する時に「タイトル」「日付」「文章」などのデータが、一旦データベースに追加されます。 ページを読み込む度にデータベースから情報を抽出してきて、ページ表示がされる。という構造になっています。
レンタルサーバーでは多くの会社が「Mysql」や「Miria」といったデータベースを採用しています。 どちらもオープンソースで開発されているもので、拡張性や管理にすぐれています。
種類 | 説明 |
---|---|
Mysql | レンタルサーバーで多く採用されている。オープンソース型のデータベース |
MariaDB | Mysqlの開発者によって作られているデータベース |
Oracle | アメリカのオラクル社が開発している企業向けの商用データベースソフト |
Microsoft SQL Server | マイクロソフトが作っているデータベース |
レンタルサーバー選びの際に、データベース周りで注意してほしいのが「マルチドメイン」との関係になります。マルチドメインとは「独自ドメイン」を登録できる数のこと。
例えばマルチドメインが10個、データベースが3個というプランの場合、 普通のホームぺージは10個、 ワードプレスはデータベース数にあわせた数、 つまり3個まで作れることになります。
「マルチドメインが10個だからワードプレスも10個作れると思っていた・・・」 ということではありませんので注意してください。
月額500円未満のプランではデータベース数が少ないので注意
レンタルサーバー各社において、だいたい月額500円未満のプランになると、 使用できるデータベースの数が少なくなります。 例えば月額100円プランの場合は「データベース0個」、月額250円プランの場合は「データベース1個迄」 といったプランがあります。
ワードプレスをたくさん作りたい場合、月額が500円未満のプランについてはデータベース数がいくつになっているのか確認しておきましょう。
「ワードプレスを5個は作りたい」という場合は、月額料金500円ぐらいのプランから選んでみて下さい。
各社の人気プランのデータベース数についてまとめてみました。
会社名 | データベース数 | 月額料金 |
---|---|---|
mix host | 無制限 | 月額1,380円 |
CPI | 無制限 | 月額4,400円 |
ヘテムル | 70個 | 月額1,100円 |
Conoha Wing | 60個 | 月額1,200円 |
エックスサーバー | 50個 | 月額1,200円 |
お名前レンタルサーバー | 50個 | 月額1,300円 |
ロリポップ | 30個 | 月額600円 |
さくらインターネット | 20個 | 月額515円 |
GMOクラウド | 10インスタンス | 月額1,315円 |
当サイトが紹介しているレンタルサーバー会社でデータベースが無制限で使えるところとして 「mix host」「cpi」 の2社がまず挙げられます。
それぞれの月額料金はビジネス向けと言えるCPIが月額4,400円になり、 Mix hostは1,380円になります。
2020年の今、大半のレンタルサーバーでマルチドメインとデータベースが数多く使えるようになっています。 格安サーバーでも月額600円のプランを選択すれば20個、30個といった数のデータベースが利用できます。
1,000円台のレンタルサーバーでは50個というのが標準となり、以前とくらべ格段に利用できる数が増えています。
2010年~2015年ぐらい頃には、衛星サイトと呼ばれるサテライトサイトを多くつくり サテライトサイトから相互リンクを自分のメインサイトにつけることで、 SEO上の加点になっていました。 そのため、多くの人が数多くのサテライトサイトを作っていました。
1つのレンタルサーバーで50個ちかいデータベース数がある会社が人気で、 いまよりもレンタルサーバー選びにおいてデータベース数が大切な時期でした。
その後、Googleの基準が「相互リンクより内容がしっかりしたホームページが1番大切」と変わったために、そういったサテライトサイトを作る人は、今ではほとんど見かけません。
実際、私もこの頃は独自ドメインを200個近く持っていてサテライトサイトも数多く作っていました。ただし、現在ではドメイン数も運営サイトも数サイトほどにまでなっています。
どれくらいの数のワードプレスを作りたいのかは、人それぞれ違うと思いますが、 以前のようにサテライトサイトを作る必要がない今は、 自分で運営できる範囲として、5つぐらいデータベースがあってワードプレスが作れれば十分でないかと考えています。
このようにデータベースが5個もあれば十分だと言える今では、データベース数はレンタルサーバー選びにおいてあまり重要とは言えなくなっています。それよりも、かんたんインストールや管理画面の良さも合わせて考えた方がいいでしょう。
比較箇所として、まず紹介したいのが「ワードプレスかんたんインストール」。 このサービスによって、ワードプレスがわずか10分ほどで開設できるようになっています。
「簡単インストール」はほとんどのレンタルサーバーで導入されていますが、 それぞれの会社でかなり違いがあるため、「かんたんインストール」が本当に簡単に出来るレンタルサーバーを選ぶことで設定に悩むこともないでしょう。 (参照:「かんたんインストール」の各社比較と解説)
プラン選びは料金だけでなく、CPUやメモリなどのスペック、そして管理画面のわかりやすさ、お問合せなどのサービス面。 様々な要素が関わってくるため迷ってしまうと思います。
他の要素もくわしく比較していますので、検討の判断材料にして下さい。
設定が不得意な方は:「ワードプレス簡単インストール」
安定性を求める方は:「稼働率」
レンタルサーバーの比較 | ||||
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1.稼働率 | 2.ストレージ | 3.WP簡単インストール | 4.コールセンター対応 | 5.データベース数 |
6.容量 | 7.CPU&メモリ | 8.webサーバー | 9.自動バックアップ | 10.転送量 |