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このページではワードプレスを始めるとかかってくる費用について説明しています。
無料で利用できるサービスについても紹介しているのでお得にワードプレス運営ができるようになります。ぜひ参考にしてください。
まず、ワードプレス作成において必須といえるサービスは2つあります。 それはレンタルサーバーと独自ドメインです。 レンタルサーバーは1ヶ月単位の月額制、ドメインは1年単位の年額制になります。
そして、よりこだわり持って作る場合は次の3つにも費用をかけていきます。
それはワードプレステーマ、イラスト・素材、マーケティングツールになります。
この5つがワードプレス運営にかかる5大コストと言えるでしょう。 おおまかな予想コストは以下のようになります。
これら5つの料金について、くわしく説明していきます。
まず、ワードプレスの運営で必ず必要になってくるのがレンタルサーバーになります。 レンタルサーバーの役割をかんたんに説明すると、ワードプレスを構築してくれることとデータを保管してくれることです。
個人ブログで言えば月額500円ほどの低価格サーバーから月額1,000円~1,500円ほどの価格帯のレンタルサーバーが人気になっています。
レンタルサーバーの料金帯を大まか3つに分けてみます。
3つの価格帯で最も人気があるのが標準の価格帯となるプランです。 ここにはエックスサーバー(運営サイト250万の実績)やConohaWING(登録数65万)が属しています。
では、それぞれの価格帯の特徴について解説してみましょう。
いわゆる格安サーバーと呼ばれるレンタルサーバーの低価格プランは月額100円~500円がベースとなります。
その中でも月額料金が100円~200円ほどの超低価格プランでは、 データベースの提供がなくて作れるワードプレスの個数が0個となる場合もあるので注意してください。
この格安サーバーでおすすめなのが スターサーバー、さくらレンタルサーバー、 ラッコサーバーになります。 月額料金は次の表にまとめています。
スターサーバー (ライトプラン) |
ラッコサーバー (RK1) |
さくらレンタルサーバー (スタンダード) |
|
---|---|---|---|
初期費用 | 1,650円 | 0円 | 0円 |
1ヶ月 | - | 550円 | 524円 |
3ヶ月 | 330円 | 495円 | - |
6ヶ月 | 308円 | 462円 | - |
12ヶ月 | 275円 | 418円 | 437円 |
24ヶ月 | 253円 | 352円 | 430円 |
36ヶ月 | 220円 | 220円 | 425円 |
Wordpress | 1個 | 1個 | 50個 |
こうした格安サーバーでは、コストを抑えることで低価格で提供されています。 そのため、ロリポップの低価格プランやスターサーバーでは自動バックアップがなく、電話サポートがありません。
2つ目に紹介したいのが格安プランと標準プランの間にある価格帯となる「中間むけプラン」です。 月額料金としては500円~900円ほどの価格帯となります。
この価格帯でおすすめなのがシン・レンタルサーバーと コアサーバーになります。
キャンペーンを実施しているため長期割引で契約するとキャンペーン割もあわさって大幅に安くなります。
会社名 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー(V2プラン CORE-Y) |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 1,650円 |
3ヶ月 | 990円 | 990円 |
6ヶ月 | 990円 | なし |
12ヶ月 | ||
24ヶ月 | ||
36ヶ月 |
この価格帯になるとスペックや仕様がぐんと良くなり、高速化技術も導入されるようになります。
レンタルサーバー業界でもっともシェアを持っているエックスサーバーやConohaWINGの2社が 属しているのが標準プランの価格帯です。
長期契約を結ぶと料金が大幅に安くなり、月額800円~900円ほどまで割引されます。
さらにConohaWINGでは契約するだけでドメインが最大2個もらえます。 エックスサーバーでは12ヵ月払い以上の長期で契約することで独自ドメインが無料でもらえます。
標準プランになると「高速化」「安定度」「サポート力」がすべて揃っています。
例えばエックスサーバー、Conoha WINGの2社はどちらも高速化に力を入れていて国内最速級の表示スピードとなっていますし、 稼働率も99.99%となっているため、ほぼ落ちることなく運営が可能になります。
ページ表示速度を重視したり、サーバーの安定度を求める場合など、SEO対策に力を入れたい場合は標準プランから選ぶと良いでしょう。
次の表はエックスサーバーとConohaWINGの料金表になります。カッコ内はキャンペーン価格(2023年11月時点)
会社名 | エックスサーバー | ConohaWING |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,320円 | |
6ヶ月 | 1,210円 | |
12ヶ月 | ||
24ヶ月 | ||
36ヶ月 |
ここまでがレンタルサーバーの料金についての説明になります。
レンタルサーバーとあわせて契約するのが独自ドメインです。
独自ドメインはWebサイトのURLになり、ドメインの権利を1年間借りることになります。
当サイトのURLで説明すると「https://www.domain-server-study.com/」の 赤字部分である「domain-server-study.com」が独自ドメインに当たります。
「.com」や「.jp」など様々な種類があるのですが人気のドメインで説明すれば 1年間で大体1,500円~3,000円ぐらいになります。
最近ではサーバー契約するだけで独自ドメインが無料でもらえるキャンペーンが増えました。 多くのサーバー事業者が無料キャンペーンを実施しているので、無料で独自ドメインを登録している人もかなり多くなっているのではないでしょうか。
ここでは「.com」の料金、「.jp」の料金、そして「無料キャンペーン」。この3つの料金について説明してみます。
では、ドメイン料金について詳しく解説していきましょう。
ドメインの中で最も人気のある「.com」の料金は年間で1,500円ほど。
お名前.comやエックスドメインなどの人気ドメイン会社では、初年度料金を0円や1円にしている割引キャンペーンを展開しています。
1年目は安くても、2年目からは通常の更新料金が発生します。
ドメインで.comに次いで人気のある「.jp」は年間で3,000円ほどの料金になります。
こちらもキャンペーンによって初年度は安くなっています。お名前.comとエックスサーバードメインであれば 初年度300円ほどで契約することが出来ます。
こちらも.comと同様に2年目からは通常の更新料金が発生しますので気を付けて下さい。
多くのレンタルサーバー事業者では独自ドメインが無料になるキャンペーンを行っています。
「エックスサーバー」と「エックスサーバードメイン」のように同一会社でセット契約すればドメインが無料になるというキャンペーンです。
サーバー契約をするだけで無料になる会社が「Conoha WING」「シン・レンタルサーバー」。一定期間の長期間契約をすることで無料になるのが 「エックスサーバー」「ロリポップ」になります。
サーバーを契約している期間中は独自ドメインが永久無料になります。
いま現在でドメイン無料キャンペーンを実施しているレンタルサーバー事業者を以下に紹介します。
と、ここまでワードプレス作成に必須となるレンタルサーバーと独自ドメインの料金について説明してきました。
この2つまではワードプレス作成に必須の費用となります。
次に紹介するのが「ワードプレステーマ」です。
ワードプレステーマはテンプレートのようなものです。テーマによって Webデザインやエディター機能、設定機能が変わってきます。
ワードプレスのテーマには無料のものと有料のものがありますが、本気でブログ運営を考えている場合なら有料テーマを購入される方は多いです。
では、無料テーマと有料テーマをそれぞれ紹介していきましょう。
個人ブロガー向けの無料テーマで人気があるものは、圧倒的にCocoonになります。 これまでに200万ダウンロードされていています。
Wordpressの無料テーマは数多くありますが、その多くは海外製になります。 日本製のテーマで無料となっているもの、そして人気があるテーマはそこまで数が多くありません。
海外製テーマの場合、おしゃれなデザインテーマなど様々なテーマがあります。ただし、日本語化に対応していない・解説ページが多くないため 初心者の方がはじめてWordpressを運営するのであれば日本製テーマが無難でしょう。
テーマ | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
cocoon | 0円 | 有料テーマ並みの高機能。ブロックエディターに対応しSEOにも強い。デザイン面がウィークポイント。 |
Lightning(ライトニング) | 0円 | 無料版と有料版あり。個人ブログだけでなくビジネステーマとしても人気。日本製。 |
有料テーマになると日本製テーマが増えてきます。 Swell、アフィンガー、JIN:Rなど人気テーマがいくつもあります。
料金はほとんどのテーマが買切り型となっていて、価格帯は1万円~2万円の幅になっています。
無料テーマがある中で有料テーマを使うメリットは主に2つあります。
有料テーマは無料テーマよりも機能性が高いことが多いです。高速化、SEO対策などに長けていて 設定も細かなところまで設定できるます。
また有料テーマではブロックエディターに対応しているだけでなく、オリジナルブロックが充実している有料テーマが多くなっています。
オリジナルブロックで記事を書くことで装飾が一気に華やかになります。そのためザイン的にも見栄えがよくなります。
有料テーマを購入する場合、人気テーマは大体1万円~2万円のものが多くなっています。
特におすすめのテーマを5つ紹介してみます。
より詳しい有料テーマの比較記事は次のページでくわしく解説しています。
→人気テーマを厳選!おすすめWordpress有料テーマ5選
会社名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
SWELL | 17,600円 | 初心者向け。ブロックエディター対応で編集機能が強い。高速化にも対応。人気No1の有料テーマ。 |
AFFINGER6 | 14,800円 | 中~上級者向けで高機能な有料テーマ。オリジナル開発のプラグインによって様々な機能を追加導入できる。より収入に重きを置きたい人向け。 |
JIN:R | 19,800円 | 人気テーマ「JIN」のブロックエディター対応版とも言えるJIN:R。フルリニューアルし2022年に登場。高機能でデザインがおしゃれ |
Xwrite | 1ヶ月ごと990円 | エックスサーバーが提供する初心者向けテーマ。2022年登場の後発テーマながら日々の開発により日々オリジナルブロックが増加。2023年9月までなんと無料で提供。 |
Sango |
14,800円 | ユーザーフレンドリーを徹底的に追求したWordPressテーマ |
毎月どれくらいの予算をワードプレスにかけれるのかは人それぞれです。
ここでは月500円、月1500円、月3000円以上と3つのパターンに予算をわけて、どのようなワードプレス運営が出来るのかを説明していきます。
ワードプレス運営にかける費用を500円以下に抑えていきたい場合、1番大切なのはサーバー料金を抑えることです。
低価格サーバーで契約すれば月額500円以下に抑えることが可能になります。
コストを抑えてワードプレスを始めたい場合、レンタルサーバーは低価格向けプランで契約して下さい。
月額200円~300円ぐらいからワードプレスを作れるプランがあります。 この低価格サーバーの価格帯で人気なのは「スターサーバー」「ロリポップ」「ラッコサーバー」などになります。
会社名 | 初期費用 | 月額料金 | 長期割引 | ワードプレス |
---|---|---|---|---|
スターサーバー | 1,650円 | 330円 | 220円/12ヶ月払い | 1個 |
ロリポップ | 0円 | 550円 | 220円/36ヶ月払い | 1個 |
ラッコサーバー | 0円 | 550円 | 440円/12ヶ月払い | 1個 |
格安サーバーを契約したら次は独自ドメインの登録です。
お名前.comやエックスサーバードメインなどの初年度1円でドメインが作れる1円キャンペーンを探しましょう。
2年目からは通常料金がかかかりますが、1年間お試しのつもりでワードプレスを運営するのであれば初年度はほぼ費用がかかりません。
月額500円以下に抑えるのであればワードプレステーマは無料テーマ一択です。
個人ブロガー向けの無料テーマであれば「Cocoon」が人気テーマとなっています。
英語版の無料テーマも含めれば沢山の種類がありますが、日本語に対応していないため出来れば日本製テーマを選んだほうが無難でしょう。
月額1,000円~1,500円ほど費用をかけられるのであれば高速性と安定性がある人気のレンタルサーバーを契約できます。
なお、この価格帯のレンタルサーバーだと独自ドメインは無料キャンペーンを活用することで0円で取得できます。 ConohaWINGやシン・レンタルサーバーであればサーバー契約のみで独自ドメインが無料でもらますし、エックスサーバーでも 1年以上の長期契約でドメイン無料になります。
ワードプレステーマについては有料にすると大体が1万円以上(一括払い)かかるため、無料テーマのCocoonがいいでしょう。
標準プランのレンタルサーバーは稼働率が安定していて、ページ表示速度などのサーバー速度も速いです。
そのためSEO効果が見込めるというのが、この価格帯のレンタルサーバーの特長になります。電話でのお問合せや有償の設定代行もついていてサポートも厚いです。
月額1,000円以上の費用を出せればエックスサーバーやConoha WINGなど人気レンタルサーバーを契約することが出来ます。
エックスサーバーは業界シェアNo1。Conohawingも60万アカウントと登録者を大幅に増やしています。どちらも高速化に定評があり 国内No1の速度となっています。またエックスサーバーは稼働率が99.99%で安定性もばっちり。
1年以上の長期契約であればどちらの会社も月額800円~900円まで割引される点もおすすめポイントです。
会社名 | 初期費用 | 月額料金 | 年払い割引 | ドメイン無料 |
---|---|---|---|---|
エックスサーバー | 0円 | 1,320円 | 880円 | あり (1年払いで適用) |
Conoha Wing | 0円 | 1,331円 |
941円 | あり (WINGパックで適用) |
シンレンタルサーバー | 0円 | 990円 | 440円 (キャッシュバック) |
あり (契約で適用) |
※2023年7月時点の金額
独自ドメインはレンタルサーバーの独自ドメイン無料キャンペーンでもらえるのが一般的になってきました。 低価格プランではほとんど実施していないキャンペーンになります。
人気サーバー会社であるエックスサーバー、ConohaWING、シンレンタルサーバーでは、3社ともドメイン無料キャンペーンを実施しています。
レンタルサーバーを契約するだけで独自ドメインが無料でもらえるというキャンペーンになります。 エックスサーバーやConohaWINGなどでは申込時にそのままドメインを取得するような流れになります。
予算が月1,000円~1500円の場合でも、有料テーマにはそこまでお金をかけられないと思います。
個人ブログを運営するのではあれば、やはり無料テーマのCocoonを利用するのがおすすめと言えます。
月額3000円以上の予算があれば、このあたりから有料テーマやマーケティングツールを契約できるようになります。
有料テーマであればワードプレスの作成にかかる時間を短縮できますし、クオリティも良くなります。
マーケティングツールを使いだすと、記事作成のモチベーションが上がりますし無料で運営するのとでは情報量が 断然違ってきます。
費用をかけてワードプレスを始める場合でもレンタルサーバーはこの2社が最適だと思います。 これ以上料金が高いプランは必要ありません。
これより上位プランが必要になる場合は、アクセス数が増えたり(1日1万以上)、データ容量(300GB)を超えるような問題が発生した場合にグレードアップするイメージになります。
独自ドメインもレンタルサーバーの無料キャンペーンでもらうか、お名前ドメインやエックスサーバードメインの初年度キャンペーンで低価格で登録する 方法で契約しましょう。
個人ブログ向けの有料テーマで人気なのは、SwellやAffingerになります。特にSwellの人気が高く有料テーマのなかでも群を抜いて人気があります。
会社名 | 料金 | ジャンル | 特徴 |
---|---|---|---|
SWELL | 17,600円 | 個人ブログ | 初心者向け。1番人気。ブロックエディター対応で編集機能が強い。出来る限り効率的に早く記事が書けるように作られている。 |
AFFINGER6 | 14,800円 | 個人ブログ | 中~上級者向け。広告レポートによる分析機能に強み。より収入に重きを置きたい人向け。 |
JIN:R | 19,800円 | 個人ブログ | 初心者向け。紹介している有料テーマの中では最も料金が高い。人気テーマJINの後続テーマ |
有料写真や有料イラストがあると、さらに説得力のある記事をかけます。
最近では記事毎につくるアイキャッチも自分で加工して作る人が増えています。CANVAのようなデザイン作成ツールも 人気になっています。
デザインツール
サイト | 無料プラン | 有料プラン |
---|---|---|
Canva | 無料プランあり | |
デザインAC | 無料プランあり |
キーワード検索ツールや、順位変動ツールなどのマーケティングツールも、導入することでブログ運営が一気に捗ります。
サイト | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
ラッコキーワード | 440円~ | 無料版あり。有料版では月間検索数の取得や、競合サイトの獲得キーワードを調査できます。キーワード調査ツールでは低価格なため個人にもおすすめ。 |
GRC | 495円~ | 順位チェックツール。毎日の検索順位をチェックしグラフ化してくれます。キーワードごとに設定が可能。 |
ここまでワードプレス運営にかかるコストについて説明をしてみました。このページのまとめは以下の通りです。
ワードプレス運営はコストをかけなければ月500円ほどあれば始めることが出来ます。開設するにも1日あれば始めることが出来ます。
費用の話に入る前に、ワードプレスには2つの種類があることを説明しておきます。
「Wordpress.com」と呼ばれる無料ブログサービスと、 「Wordpress.org」と呼ばれるインストール型の2種類のサービスがあります。
Wordpress.comはWordpressをレンタルして始めることが出来るサービスです。
無料プランがあり0円でWordpressを体験することが出来ます。ただし、無料プランには強制広告が入るなど様々な制限があります。 有料プランにした場合で自由に機能を使うには、月額4,600円のビジネスプランから選ぶ必要があります。
Wordpress.orgはインストールして利用するサービスになります。 レンタルサーバーを借りてワードプレスを作成し管理します。
無料プランもあってお手軽にレンタルできるWordpress.comが人気と思いきや、インストールすれば機能を自由に使うことが出来る 「Wordpress.org」で始められる方がほとんどです。
個人ブロガーの方がWordpressを利用する場合ほとんどの方がレンタルサーバーを借りて運営されていると思います。
詳しくは後述しますが、月1,000円もあれば機能を自由に利用できます。
shiba
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。
ー当サイトは一部PRを含みますー