ドメイン取得への道

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おすすめレンタルサーバー「5選」【2020年度】

仕事柄いろいろなレンタルサーバーを使う機会がありまして、100円~200円の格安サーバーから 月額3000円ぐらいのレンタルサーバーまで10社以上のレンタルサーバーを利用してきました。

長年、いろいろなレンタルサーバーを使ってみてわかったのは、レンタルサーバーにはそれなりに違いがあり、おすすめ出来る会社と出来ない会社があるということ。

レンタルサーバーは会社によって管理画面がぜんぜん違います。 ワードプレスをかんたんインストールする時でも、実際には各社で「かんたんさ」がかなり違っています。

実際に使ったからわかることが沢山あります。

もし、今みなさんがホームページ作成を考えていて「レンタルサーバーを利用するならどこがいいのか?」 と迷っているのであれば、読んでみてください。

おすすめ1:自分1人用だけでなく法人にもおすすめしたい「エックスサーバー」と「エックスサーバー ビジネス」

まず、最初におすすめしたいのが「エックスサーバー」になります。 こちらのレンタルサーバーは実際にシェアNo1となっていますが、そうなるだけのサービスを兼ねています。人気の理由をいくつか紹介してみましょう。

エックスサーバー

サーバーの安定性「稼働率99.99%」の運営体制がすごい

レンタルサーバーを借りる際に最も大切になってくる要素の1つが、サーバーの安定性と言えます。安定性を考える1つの基準として「稼働率」がありますが、エックスサーバーでは稼働率99.99%ということでかなり良い数値になっています。

さらにエックスサーバーではメンテナンス情報としてサーバーの復旧情報を載せていますが、ほとんどのケースでわずか数分で復旧させていることがわかります。メンテナンス情報からも保守体制の素晴らしさがわかります。

「ワードプレス簡単インストール」が本当に簡単

エックスサーバーの管理画面では、ワードプレスが本当に簡単にインストールできます。 インストールにあたっての入力事項は5つぐらいで、すぐにワードプレスを作ることができます。 会社によってはデータベースの設定まで行わなければいけない会社もありますが、エックスサーバーでは入力はありません。

ワードプレス作成におすすめしたいだけでなく、ワードプレスの表示も速いため ワードプレスにおすすめなレンタルサーバーと言えます。

サーバースペックが総じて良い

エックスサーバーのサーバー環境を見てみると、機体としてはCPUが256GBとなっており、ストレージもソリッドストレージが採用されています。これはミドルスペック(3000円以下)の共有レンタルサーバーにおいて、ほぼ1番良い機体を使っていると言っていいと思います。

ソフト面ではWEBサーバーソフトとして「nginx」、WEBサイトを早く表示させるための技術として「Xアクセラレーター」「ブラウザキャッシュ機能」など5つの技術が取り込まれていて、これも他社では なかなか真似できないサービス内容になっています。

法人向けのエックスサーバービジネスでは無料で「設定代行」もしてくれる

そして法人向けのエックスサーバービジネスのプランでは、他社で利用していても移転がしやすいように移転代行を無料で行ってくれるサービスも付帯しています。 ワードプレスなどは移転に労力がかかるため、一度使っているレンタルサーバーから乗り換えがなかなか出来ないのですが、こういった点にもこたえてくれています。

ほぼ全ての面において、サービスの質が高いのがエックスサーバーと言えます。これ以外にも複数サイト作成のためのマルチドメインは無制限だったり、その他のサービスについても優れているレンタルサーバーになっています。

エックスサーバー公式

おすすめ2:たくさんのワードプレスやホームページを作成したい人に最適なのが「ヘテムル」

個人的に2番目におすすめしたいのが「ヘテムル」になります。なぜ2番目におすすめしているのかと言うと、管理画面がとてもよく出来ているから他になりません。

10社以上契約してみてわかったのが、レンタルサーバーにおいて管理画面の使い勝手はとても重要ということ。ひどいところだとマルチドメイン登録するにも30分以上かかります。 コールセンターに方法を確認しないとほぼ登録できないところがあります。

ヘテムルは管理画面のインターフェースが全レンタルサーバーで1番わかりやすくなっています。 そのため今までにエックスサーバーの次によく使うレンタルサーバーになっていました。

マルチドメインが無制限で、データベースも70個まで利用可能

ワードプレスをいくつも作りたい人にとって、必ず確認してほしいのがマルチドメインとデータベースの利用可能数になります。 ヘテムルではマルチドメインが無制限でデータベースも70個まで使えるため、1つのアカウントでワードプレスを70個まで作ることができます。

このようにたくさんのワードプレスを作成しやすくなっていて、かつ管理画面の作りが良いので複数運営もしやすくなっています。

「Wordpressかんたんインストール」機能も使いやすく出来ている

ワードプレスかんたんインストールの機能も多くのレンタルサーバーで取り入れられていますが、本当に簡単にインストールできるのは「ヘテムル」や「エックスサーバー」など限られたところのみとなっています。

ヘテムルも最もかんたんにワードプレスがインストールできる1社になります。

「とにかく簡単に設定したい」を求める人におすすめのレンタルサーバー

ヘテムルは月額1000円前後という料金の安さだけではなく、 ワードプレス運営の労力を減らしてくれるレンタルサーバーと言えるでしょう。

ヘテムル公式

おすすめ3:ワードプレスのエラーから守ってくれる「さくらレンタルサーバー」&「CPI」

3番目におすすめしたいのが、テスト環境を作ることができる「さくらレンタルサーバー」と「CPI」になります。例えばワードプレスがバージョンアップしたときなど、一旦テスト環境で確認してみることでエラーを回避することができます。より専門的に運営したい人におすすめのレンタルサーバーになっています。

CPI

テスト環境を作れるレンタルサーバーでエラーを回避

CPIでは「「SmartRelease」、さくらでは「ステージング機能」と呼ばれてるこのテスト環境を作るサービスになりますが、まだまだ取り入れているレンタルサーバーは少ないため、ワードプレスのバージョンアップなどでエラーを起こしてしまった人などはとても興味のあるサービスではないかと思います。

実際、私もワードプレス運営をしていますが、ワードプレスのバージョンアップ時などはとても気を使います。バージョンアップしてエラーとなった場合は、前もって自分でバックアップを取りデータを戻すか、レンタルサーバーのバックアップ機能で戻すかのどちからになります。バックアップ機能を使う場合、基本的には有料となっているところが多く、労力も相当かかりますので最近、私はバージョンアップ自体をしていません。

こういったケースで、テスト環境が作れるのであればバージョンアップにもすぐ対応できることになります。

CPI


さくらレンタルサーバー公式

まとめ

ワードプレスに向いている、そして1人用のレンタルサーバーということであれば やはり「エックスサーバー」や「ヘテムル」がおすすめと言えます。

設定周りはある程度は自分でできる。ということであれば、 より制作者向けといえる「CPI」などを選んでみてはどうでしょうか。