サーバー比較
1.料金 | 2.稼働率 |
3.CPU&メモリ | 4.webサーバー |
5.データ容量 | 6.wordpressインストール |
7.ストレージ(SSD) | 8.サポート体制 |
9.転送量 | 10.バックアップ | 11.SSL証明書 | 12.データベース数 |
2024年の現在、レンタルサーバー業界でもっとも人気のサービスを2つ選ぶとしたら私は「エックスサーバー」と「Conohawing」の2社を選びます。
エックスサーバーは登録サイト数が250万、法人企業が18万社利用しており業界でシェア1位。圧倒的なスペックで高速性と安定性を備えています。
一方でConoha WINGは2018年に共有サーバーのサービスを開始したばかりながら、既に65万アカウントを突破しています。 ここ1年~2年で言えば最も登録者を増やしているレンタルサーバーの1社だと言っても過言ではありません。
実際に個人ブロガーの方がレンタルサーバーのプラン選定を始めると、この2社でどちらにするか迷う方がとても多いのではないかと思います。
そこでこのページでは2社の料金、サービス、サポートなど様々な要素を比較していきます。どのような違いがあるのかわかりやすく解説していきます。
まずは2社の主だったサービスを表にまとめてみました。
大まかに分けると料金面と高速化についてはほぼ同等。スペック面はエックスサーバー。管理画面の使いやすさはConoha WINGにあると感じています。
エックスサーバー | ConohaWing | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
基本の月額料金 | 1,320円(X10プラン) | 1,452円(ベーシック) |
12ヶ月契約の割引料金 | 880円(X10プラン) | 891円(ベーシック) |
その他割引 | - | 契約月は無料 |
独自ドメイン | 独自ドメイン無料 | Wingプラン契約でドメイン2つ無料 |
稼働率 | 99.99%(実績値) | 99.99%(SLAサービス保証値) |
ストレージ | オールNVMe | ソリッドストレージ |
CPU&メモリ | 48コア&516GB | 未公表 |
Webサーバーソフト | Nginx | Nginx |
ワードプレス設置 | とても簡単〇 | とても簡単〇 |
バックアップ |
Web:14日分 メール:14日分 データーベース:14日分 |
Web:14日分 メール:14日分 データーベース:14日分 |
設定お任せサービス | 移行から各種設定まで(有償) | 移行 |
2社それぞれの特徴について説明をしてみます。
まず結果から説明すると2社ともサービスのレベルは大変良くて、どちらもレンタルサーバー業界を牽引するサービス内容になっています。 エックスサーバーが独壇場のところ、そこにConohaWingが入ってきた形になるでしょうか。
どちらも高速化性に優れていて、2社とも自社調べにおいて国内No1としています。
2社で比較する場合、「費用」を重視してConohaWingにするか。「スペックと安定性」も重視してエックスサーバーにするか。という判断基準になるでしょう。
シェアNo1のレンタルサーバー会社であるエックスサーバーの特徴はどの面においても 業界最高峰のサービスを提供しています。
まず、スペック面では1,000万円を超える圧倒的なスペックの機体を導入しています。また、稼働においても稼働率が99.99%となっていて、 安定稼働をしています。さらに高速化技術によって「業界最速のページ表示速度」にもなっています。
毎年サービスが改善されていて、長期割引の導入、自動バックアップの無料化、設定を有償でお任せできるなどのサービスがここ数年で導入されました。
初期費用が3,300円かかるなど料金面においてはウィークポイントがありつつも、2021年に初期費用が0円となりました。 ほぼ料金面のウィークポイントがなくなりつつあります。
それによって稼働サイトは250万にもおよび業界No1のシェアになっています。うち法人企業は19万社が登録をしています。
ConohaWingが共有サーバーのサービスを開始したのは2018年。 エックスサーバーと同様にレンタルサーバー業界で最も速い高速性を誇ります。
速さを兼ねながら料金面に強みがあり、初期費用が0円。契約月は無料。くわえて長期割引キャンペーンを行っているためエックスサーバーよりお得になっています。
そのコストパフォーマンスの良さから、ここ数年でアカウント数を大きく増やしている会社になります。
2021年9月時点で36万アカウント
2022年2月時点で41万アカウント
2022年8月時点で45万アカウント
と毎月1万アカウント近くも登録者を増やしています。エックスサーバーが220万サイトと比べると、まだまだ数字的には差がありますが、 現状の増え方としては、2021年度に最も選ばれたレンタルサーバーだと言ってもおかしくありません。
ただし登録者が急増しているため、電話サポートなどが繋がりにくいのがウィークポイントになっています。
では、2社についてさらに詳しく比較してみましょう。
料金についてはConohaWINGにメリットがあります。
まず初期費用についてはエックスサーバーが3,300円発生しますが、ConohaWINGはかかりません。 またConohaWINGの場合、契約した初月は無料になります。月の始めに契約した約1ヶ月無料になります。
初年度については初期費用の違いと月額料金の違いから4,000円~5,000円の違いが出てきます。 長期割引時(12ヶ月払い)の場合はエックスサーバーも割引キャンペーンを展開しているため2,000円~3,000円ほどの差になりますが、 それでもConohaWINGの方がお得になっています。
エックスサーバー | ConohaWing | |
初期費用 | 3,300円 | 0円 |
3ヵ月払いの月額料金 | 1,320円(X10プラン) | 1,320円(ベーシック) キャンページにより常時1,210円で固定されている |
12ヶ月払いの割引料金 | 880円(X10プラン) | 891円(ベーシック) |
独自ドメイン | 1個永久無料 | 最大2個永久無料 |
その他割引 | - | 契約月は無料になる |
稼働率についてはエックスサーバーでは実際の稼働値が99.99%となっています。 稼働率99.99%の未稼働時間は月にわずか4~5分ほどになります。
ConohaWingはSLA保証制度で99.99%を定めています。これは稼働率が99.99%を切った場合、 月額料金に基づいて返金するという制度になります。
SLAの場合はあくまでも稼働の保証をするだけであって、実際の稼働率ではありません。
稼働率においては、実績値で99.99%を実現しているエックスサーバーにメリットがあります。
エックスサーバー | ConohaWing | |
稼働率 | エックスサーバー:99.99%(実績値) | ConohaWing:99.99%(SLA保証制度) |
ストレージについては2社ともソリッドストレージを採用。HHD(ハードディスク)からの入れ替えも一巡し、今ではほとんどのレンタルサーバーで ソリッドストレージを導入するよううになりました。
さらにエックスサーバーの場合は、ソリッドストレージでも最新規格である「NVMe」を導入しています。
エックスサーバー | ConohaWing | |
ストレージ | NVMe | ソリッドストレージ |
エックスサーバー:48コア&516GB
ConohaWing:-(未公表)
エックスサーバーではCPUとメモリの数値をホームぺージで公表します。最大でCPUが48コア、メモリが516GBとなっています。 当サイトで紹介しているレンタルサーバーとしては、最も数値の良いCPUを搭載していることになります。
さらにエックスサーバーでは、管理画面から実際に割り振られているCPUとメモリを確認することが出来ます。
一方でConohaWingは搭載しているCPUとメモリは未公表になっています。そのためサーバースペックについてはエックスサーバーが充実しています。
エックスサーバー | ConohaWing | |
ストレージ | 48コア&516GB | 未公表 |
Webサーバーについては2社ともNginxを採用しています。
エックスサーバー:Nginx
ConohaWing:Nginx
Wordpressに最も適したWebサーバーはLitespeedになると考えていますが、 Litespeedを採用しているのはMixhostとロリポップの2社だけになります。
エックスサーバー | ConohaWing | |
Webサーバー | Nginx | Nginx |
ワードプレス簡単インストールについても、2社とも本当に簡単に構築できるようになっています。 「タイトルURL」「ログイン」「パスワード」など5つほどの記入を行うだけで構築できます。
エックスサーバー:記入箇所5つ
ConohaWing:記入箇所5つ
簡単インストールについては、ほぼ同じレベルで構築できるようになっています。
エックスサーバー | ConohaWing | |
Wordpress | 簡単インストール | クイックスタート |
2社とも他社からの移動の際、自分でデータ移行が行えるように「かんたん移行サービス」を実施しています。
エックスサーバーでは「WordPress簡単移行」、ConohaWingでは「WordPressかんたん移行」の名称でサービスを展開しています。
さらにエックスサーバーの場合、ビジネスプランになると無料でサーバー引越しや各種設定をお任せで行ってくれます。
エックスサーバー | ConohaWing | |
データ移行 | 簡単インストール機能 有料お任せ設定 |
簡単インストール機能 |
エックスサーバーとConohaWingと2社とも人気のプランなだけあって、充実した内容になっています。
エックスサーバーを検討する際のキーワードとしては、「稼働率99.99%」「ビジネスプラン設定お任せ」
ConohaWingの場合であれば、「料金削減」「ページ表示の速さ」あたりがメリットになってくると思います。
より詳しく2社を検討したい方は、次のページも読んでください。
shiba
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。
ー当サイトは一部PRを含みますー
1.料金 | 2.稼働率 |
3.CPU&メモリ | 4.webサーバー |
5.データ容量 | 6.wordpressインストール |
7.ストレージ(SSD) | 8.サポート体制 |
9.転送量 | 10.バックアップ | 11.SSL証明書 | 12.データベース数 |