ドメイン取得への道

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【個人&法人】おすすめレンタルサーバー14社を比較(2025年8月)

更新:

レンタルサーバー 14社比較

このページではレンタルサーバーを選ぶために「料金」だけでなく、 「サーバースペック」「稼働率」「簡単インストール」「ストレージ」「サポート体制」「マルチドメイン&データベース」 「データ容量」「バックアップ」など、様々な要素を比較をしています。

個人のワードプレスサイトや法人サイトのレンタルサーバー選びに悩んでいる方に向けてまとめています。ぜひ、ご一読ください。

1.料金の比較

レンタルサーバーには様々な価格帯のサービスがありますが、月額1,000円~1,500円ほどのプランが充実していて人気の価格帯になっています。 コストを掛けたくない場合、より低料金で借りられる月額500円ほどの格安サーバーもあります。

このページではレンタルサーバーの料金帯を 「低価格プラン」「標準プラン」「法人向けプラン」の3つに分類して、それぞれの特徴を 比較していきます。

まず、それぞれの料金体系は次のようになります。

価格帯ごとの目安となる月額料金

  1. 低価格プラン:500円以下
  2. 標準プラン:1,000円~1,500円
  3. 法人向けプラン:2,000円~5,000円

では、3つの価格帯について詳しく解説してみましょう。

標準プラン 準格安プラン 格安プラン 法人向けプラン
目安料金 1,000円~1,500円 500円~1,000円 500円前後 2,000円~5,000円
高速性
安定性
代表的なサーバー エックスサーバー
Conoha WING
シンレンタルサーバー
コアサーバー
ロリポップ
ラッコサーバー
Xserverビジネス
KAGOYA
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目安の料金はあくまでも基本料金になります。長期割引やキャンペーン価格の適用で30%~50%OFFされます。

「高速性」「安定性」を兼ねる標準プランの料金

標準プランの特徴

  • 月額料金は1,000円~1,500円ぐらいが目安
  • 期契約割引やキャンペーン適用で40%~50%OFFも可能
  • 高速化に対応しサーバー稼働率が高いサービスが多い

標準プランの月額料金は1,000円~1,500円ぐらいが目安

XserverやConohaWINGなど人気のレンタルサーバーにおいて、ベースとなっているプランの月額料金は大体1,000円~1,500円ほど。 格安サーバーと言われるロリポップやラッコサーバーでもこの価格帯のプランを展開しています。

長期契約割引やキャンペーン適用で40%~50%OFFも可能

1年以上の長期契約をすることで料金が大幅に割引されます。 また、キャンペーンによって追加割引されれば月額料金が700円~800円ほどでで契約することも出来ます。

高速化に対応しサーバー稼働率が高く安定している

この価格帯のプランは「高速化」「サーバー稼働率」が満たされている会社が多いです。

高速化対応していればSEO対策の面で有利になりますし、サーバー稼働率が高ければサーバーが落ちてしまう心配もいりません。

料金とサービスのバランスが取れているのがこの価格帯の特徴と言えます。

※2025年3月30日時点の料金

会社名 初期料金 月額料金 月額料金
キャンペーン適用※1
エックスサーバー 0円 1,320円 550円(※2)
Conoha Wing 0円 1,452円 971円
ロリポップ
(ハイスピードプラン)
0円 1,430円 990円
カラフルボックス
(BOX2プラン)
0円(2,200円 ※3) 1,452円 583円

※1:1年契約のキャンペーン適用 ※2:キャッシュバック ※3:1ヵ月契約のみ初期費用が発生

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サーバーが高速化していて安定性のあるサービスを探しているなら、この価格帯がおすすめ!

「安さ重視」の格安プランの料金

格安プランの特徴

  • 月額料金は500円前後が目安
  • ワードプレス簡単インストールで初心者でも安心
  • 月額100円~200円ほどのプランはワードプレス非対応プランも多いので注意

月額500円前後で利用できる低価格プラン

次に格安レンタルサーバーの料金を紹介していきます。ここでは月額500円以下のプランを格安プランとして説明します。

この価格帯のプランではコストをかけずにワードプレスを作れます。

ワードプレス簡単インストールですぐ開始できる

格安プランでもワードプレス簡単インストールについては、ほとんどのプランで提供されています。

この機能をつかえば10分~30分もあれば構築が完了するため、初心者の方でも安心してワードプレスを始めることが出来ます。

月額100円~200円ほどのプランだとワードプレス非対応プランも多いので注意

格安サーバーでの注意点は100円~200円ぐらいのプランになるとデータベースの提供がなくワードプレスを作ることが出来ないプランもあります。 検討プランしているプランがデータベースを提供しているかどうかは良く確認しておきましょう。

会社名 月額料金 初期費用
スターレンタルサーバー(ライトプラン) 495円(年払い418円) 0円
ラッコサーバー(RK1) 550円(年払い440円) 0円
ロリポップ(ライトプラン) 550円(年払い418円) 0円
さくらレンタルサーバー(スタンダードプラン) 524円(年払い437円) 0円
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お試し感覚でブログ運営したいなら、500円前後で利用できる格安サーバーがおすすめ!

「超安定」と「サポート重視」な法人向けプランの料金

法人向けプランの特徴

  • 初期費用あり。月額料金は2,000円~5,000円ほど
  • 安定性を重視したサーバー構成
  • サーバー移行や設定のお任せサポートがある

3つ目に紹介したいのが法人向けのレンタルサーバー。 法人向けの場合「安定性」「セキュリティ」「設定代行サービス」など法人向けのサービスが厚くなっています。

月額料金は2,000円~5,000円以上と様々

法人向けプランではほとんどのレンタルサーバーで初期費用が発生します。

月額料金は2,000円~5,000円ほどが目安。増強プランとして専用サーバープランが用意されているレンタルサーバーもあります。専用サーバーは月額1万円から。

サーバー移行などお任せ依頼が可能。安定性重視の運営体制。

ビジネスプランではサーバー移行や各種設定をお任せで依頼できるサービスが充実しています。 Xserverビジネスでは無料でデータ移転を行ってくれますし、iCLUSTA+やCPIレンタルサーバーでも有償で移行サービスを行っています。

安定性について言えば、Webサーバーとメールサーバーを別々にすることで、Webサーバーにアクセスが集中してもメールサーバーに影響が出ない保守体制をとっている事業者も多くなっています。

会社名 月額料金 初期料金
Xserverビジネス 5,016円 16,500円
iCLUSTA+ 1,446円 5,500円
kagoya 1,760円 2,200円
ヘテムル 2,200円 2,200円
CPIレンタルサーバー 4,840円 22,000円
(1年払い0円)

その他、法人向けサービスの選び方については以下ページで詳しく解説しています。詳細を知りたい方は以下のページも参考にして下さい。

「高速性」がある準格安プラン(500円~1,000円)の料金

準格安プランの特徴

  • 月額料金は500円~1,000円ほど
  • 高速性がありサーバー処理速度が速い
  • コスパ重視派におすすめ

月額料金は500円~1,000円。長期割引なら500円以下まで割引

標準プランよりも安いけれども格安サーバーよりは高い。そんな、月額500円~1,000円の間に位置するプランがあります。

長期契約割引やキャンペーンなどが実施されると月額500円前後で契約できることもあります。

この料金でも高速性がありコスパ重視派におすすめ

この価格帯のプランの特徴は高速性があること。シンレンタルサーバーやコアサーバーなどでは様々な高速性施策がなされています。

安くても速い。コスパ最強の価格帯と言えます。

会社名 月額料金 初期料金
シン・レンタルサーバー 990円(3年契約:539円) 0円
コアサーバー(V2プラン) 690円(3年契約:312円) 1,650円
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個人のワードプレス開設なら「標準プラン」。趣味サイトなら「格安サーバー」。法人での利用なら「法人向け」「標準プラン」がおすすめ!

2.サーバースペック(CPU・メモリ・ストレージ)と高速化

2つ目に比較する項目はCPU、メモリ、搭載ストレージ、Webサーバーソフトなどサーバースペックになります。

各スペックの数値に関しては、公式サイトの公表値から持ってきています。

会社名 公表CPU&メモリ ストレージ WEBサーバー その他機能
エックスサーバー 256コアvCPU/メモリ1.5GB SSD
(NVMe)
NginX kusanagi
Xアクセラレータ
XPageSpeed
シンレンタルサーバー 128コアvCPU/メモリ1TB SSD
(NVMe)
NginX kusanagi
Xアクセラレータ
XPageSpeed
ラッコサーバー 52コア&384GB SSD LiteSpeed HTTP/3対応
カラフルボックス 29コア/384GB SSD Litespeed HTTP/3
Litespeed Cache
ヘテムル 32コア/258GB以上 SSD Apache モジュール版PHP
Conoha Wing SSD Nginx WEXAL
LiteSpeed LSAPI
スターレンタルサーバー SSD(NVMe) NginX Xアクセラレータ
お名前レンタルサーバー SSD NginX WEXAL
LSAPI
ロリポップ SSD LiteSpeed LiteSpeed Cache
さくらのインターネット SSD NginX

国内最速級レンタルサーバー

国内最速レンタルサーバー

WebサーバーにLitespeedを搭載したレンタルサーバー

Litespeed搭載レンタルサーバー

プライムストラテジー社の高速化技術を採用しているレンタルサーバー

プライムストラテジー社提携サーバー

結果としてサーバー速度で国内No1と公表しているのはエックスサーバー、Conoha WINGの2社になります。

ストレージに関しては、HHDからSSDへの移行が完了し格安サーバーも含めてほとんどの事業者でSSDが搭載されています。

【関連ページ】CPU&メモリ
【関連ページ】ストレージ
【関連ページ】Webサーバーソフト

3.サーバー稼働率の良さ

サーバー稼働率ではサービスの安定性がわかります。稼働率が高ければ高いほどダウンタイムがないサービスになります。

稼働率がよいと言うことは急なアクセス増加や突発的なトラブルでもダウンすることなく稼働しているということです。 稼働率の良さは、レンタルサーバーの重要な要素の1つだと言えるでしょう

ここでは実際の稼働率が99.99%だと公表しているレンタルサーバーを紹介します。 この99.99%というのは、1日あたり大体8秒ほどしか落ちていない稼働率になります。

実稼働率99.99%を公表している会社

次に紹介しているサーバー事業者は実稼働率が99.99%以上だと公式サイト上で公表している会社になります。 kagoyaについては99.99%を超える99.999%となっていてより安定した稼働率を誇っています。

低価格プランを提供しているロリポップやさくらレンタルサーバーなどでも高い稼働率となっていることがわかります。

会社名 稼働率(公式サイト公表値)
kagoya 99.999%
エックスサーバー 99.99%
Conoha WING 99.99%
ヘテムル 99.99%
さくらレンタルサーバー 99.99%
ロリポップ 99.99%

「SLA保障制度」を99.99%以上としている会社

次にSLA稼動保障制度を導入しているレンタルサーバーを紹介します。SLA制度は稼働率が基準を下回ってしまった場合、月額料金に応じて返金対応してくれる制度になっています。

あくまでも保証値ではありますが「iCLUSTA+」などは実際の稼働率も公表していてほとんどの月が稼働率100%となっています。

会社名 稼働率保障
CPIレンタルサーバー 稼働率100%保証
iCLUSTA+ 稼働率100%保証
お名前レンタルサーバー 稼働率99.99%保証

4.ワードプレス簡単インストール

ワードプレス簡単インストールのサービスが提供されていれば実質10分~20分ほどでWordpressが作成できます。

本来、ワードプレスの構築はそれなりに難しいのですが「簡単インストール」であればパスワード、IDといった項目を記入するだけで、あとは自動的に開設されるようになっています。

各社で簡易化のレベルに差があります。

簡単インストールはほぼ全てのレンタルサーバーで導入していますが、実際のところその簡単さには差があります。

簡単な会社であればサイト名とパスワードなど5つぐらいの記入欄に入力することでワードプレスが作れますが、難しい会社になるとデータベース周りの記入も求められます。

「設定は難しいから避けたい」と意識している方は、少しでも簡単にワードプレスが導入できるレンタルサーバー会社にしておきましょう。

会社 簡単インストール
エックスサーバー とても簡単★★★
Conoha Wing とても簡単★★★
ロリポップ とても簡単★★★
ヘテムル とても簡単★★★
スターサーバー とても簡単★★★
お名前レンタルサーバー とても簡単★★★
mix host 普通★★
カラフルボックス 普通★★
CPI やや難しい
さくらレンタルサーバー やや難しい
iCLUSTA+ やや難しい

「とても簡単」:記入箇所が少なく、管理画面も見やすい会社
「やや難しい」:データベース関連の情報も記入箇所に含まれる会社

5.マルチドメインとデータベース数

「1つのレンタルサーバーで沢山のホームぺージを作りたい」という場合に便利なのがマルチドメインになります。 標準プラン(1,000円~1,500円程)のレンタルサーバーであれば、ほとんどの会社で50個~無制限まで違う独自ドメインでホームページが作れるようになっています。

また、ワードプレスを作りたい場合、ワードプレス1つの作成に対してデータベースを1つ使うことになります。 そのため「ワードプレスを作れる数」=「データベースの提供数」となります

こちらもマルチドメインと同様に月額1,000円ほどの標準プランであれば、大体20個~無制限までの数でデータベースが提供されています。

月額500円以内の格安サーバーについては、利用できるデータベース数が少なくなっています。 月額料金100円などの場合は、データベース数が0個又は1つとなっているので注意して下さい。

以下の表はそれぞれのレンタルサーバーにおいて、最も料金が低いプランから提供されるデータベースの数を持ってきています。

会社名 マルチドメイン データベース
mix host 無制限 無制限
カラフルボックス 無制限 無制限
ABLENETレンタルサーバー 無制限 無制限
CPI 無制限 無制限
iCLUSTA+ 61個 無制限
ヘテムル 無制限 70個
Conoha Wing 無制限 60個
エックスサーバー 無制限 50個
ロリポップ(スタンダード) 200個 50個
スターサーバー(スタンダード) 無制限 50個
さくらレンタルサーバー(スタンダード) 200個 50個

6.サポート体制

設定がわからない場合や、料金の支払いについて質問があるとき、または、不具合が出たときに助かるのが電話サポートになります。メールを関さず問合せが出来ます。

そこで、電話サポートの対応時間をまとめてみました。

会社名 電話サポート
CPI 全日OK 24時間(※1)
お名前サーバー 毎日無休
エックスサーバー 平日 10:00~18:00
ロリポップ 平日 10:00?18:00(※月額500円のプランから対応)
iCLUSTA+ 平日 10:00?18:00
さくらレンタルサーバー 平日 10:00~18:00
ヘテムル 平日 10:00?18:00
Conoha Wing 平日 10:00?18:00(繋がりにくい)
スターサーバー
mix host

※1 月額900円の有料サポートなります。
※2 月額500円スタンダード・月額2000円のエンタープライズプランでは平日10:00?18:00で電話サポート対応

電話サポートがあると設定などでわからないことがあった場合、メールよりも簡単に詳しく聞くことが出来ます。時間もかかりませんし、わからない設定に頭を悩ませる必要もありません。

そのため、初心者の方で調べるのが苦手な人には電話サポートがあるレンタルサーバーをおすすめします。

ほとんどのレンタルサーバーでは電話サポートは平日対応のみとなっています。CPIに関しては土曜日、日曜日の電話対応もしてくれます。土日に電話で対応してもらいたい場合はCPIがメリットがあります。

7.ディスク容量

ディスク容量については多くのプランで100GBを超える容量が使えるようになっています。 100GBがどのくらいの容量になるのかと言うと、スマホの画像(3MBで計算)を3万枚ほど使って、ようやく使いきれる容量になります。

ワードプレスで記事を毎日作っても、3万枚の画像を載せるには何年もかかります。 普通にワードプレスを使う場合は、100GBもあればまず問題のない容量と言えます

会社名 容量
CPI 500GB
ヘテムル 500GB
ロリポップ 400GB
(ベーシックプラン)
エックスサーバー 300GB
Cnoha Wing 300GB
ABLENETレンタルサーバー 300GB
mix host 250GB
iCLUSTA+ 300GB
スターサーバー 100GB
さくらレンタルサーバー 100GB

※格安レンタルサーバーは平均500円のプランで集計

8.バックアップ体制

データが壊れてしまった。だけど自分ではバックアップを取っていない! そんなに助かるのがバックアップ体制です。 ここでは各社のバックアップについてまとめてみました。

会社名 簡単インストール
ConohaWING 14日間バックアップ(無料)
Mixhost 14日間バックアップ(無料)
エックスサーバー 14日間バックアップ(無料)
ABLENETレンタルサーバー 14日間バックアップ(無料)
ロリポップ 7世代バックアップ
月額300円
ヘテムル 7世代バックアップ
月額700円
CPI 3世代バックアップ
月額2000円から
iCLUSTA+ 3世代バックアップ
利用時のみ2万円
スターサーバー
さくらレンタルサーバー

【結論】当サイトのおすすめサーバー

当サイトのおすすめは「Conoha Wing」と「エックスサーバー」になります。

Web表示No1の「Conoha Wing」

Web表示にこだわりたい人であれば、こちらのレンタルサーバーがベストと言えます。Web表示については国内No1となっています。初期費用0円でかかりませんし、独自ドメインもWingプランではずっと無料になります。料金面でもメリットがあります。

独自の見やすい管理画面も採用していて、ワードプレスかんたんインストールも記入箇所が少なく、初めての人にも始めやすいレンタルサーバーになっています。

  • Conoha Wing・・・「Web表示」国内No1。ドメイン料金も無料でお得

シェアNo1の「エックスサーバー」

エックスサーバーはレンタルサーバー業界で10%以上のシェアを持ち、もっとも登録者が多いレンタルサーバーになります。料金は月額1,320円から。稼働率が99.99%を超えていて、安定した保守体制を実現させています。

サーバースペックも良く、見やすく操作しやすいコントロールパネルになっていて、初めての人向けのレンタルサーバーになっています。

法人向けにエックスサーバービジネスのサービスも2018年から開始しています。他社からの移行設定や、メールアドレス作成など、各種設定を無料で行ってくれるサービスがあります。月額料金は5,000円ほどからになります。

この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

ー当サイトは一部PRを含みますー

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