サーバー比較
1.料金 | 2.稼働率 |
3.CPU&メモリ | 4.webサーバー |
5.データ容量 | 6.wordpressインストール |
7.ストレージ(SSD) | 8.サポート体制 |
9.転送量 | 10.バックアップ | 11.SSL証明書 | 12.データベース数 |
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このページではレンタルサーバーを選ぶために「料金」だけでなく、 「サーバースペック」「稼働率」「簡単インストール」「ストレージ」「サポート体制」「マルチドメイン&データベース」 「データ容量」「バックアップ」など、様々な要素を比較をしています。
個人のワードプレスサイトや法人サイトのレンタルサーバー選びに悩んでいる方に向けてまとめています。ぜひ、ご一読ください。
レンタルサーバーには様々な価格帯のサービスがありますが、月額1,000円~1,500円ほどのプランが充実していて人気の価格帯になっています。 コストを掛けたくない場合、より低料金で借りられる月額500円ほどの格安サーバーもあります。
このページではレンタルサーバーの料金帯を 「低価格プラン」「標準プラン」「法人向けプラン」の3つに分類して、それぞれの特徴を 比較していきます。
まず、それぞれの料金体系は次のようになります。
では、3つの価格帯について詳しく解説してみましょう。
標準プラン | 準格安プラン | 格安プラン | 法人向けプラン | |
---|---|---|---|---|
目安料金 | 1,000円~1,500円 | 500円~1,000円 | 500円前後 | 2,000円~5,000円 |
高速性 | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
安定性 | 〇 | △ | △ | ◎ |
代表的なサーバー | エックスサーバー Conoha WING |
シンレンタルサーバー コアサーバー |
ロリポップ ラッコサーバー |
Xserverビジネス KAGOYA |
XserverやConohaWINGなど人気のレンタルサーバーにおいて、ベースとなっているプランの月額料金は大体1,000円~1,500円ほど。 格安サーバーと言われるロリポップやラッコサーバーでもこの価格帯のプランを展開しています。
1年以上の長期契約をすることで料金が大幅に割引されます。 また、キャンペーンによって追加割引されれば月額料金が700円~800円ほどでで契約することも出来ます。
この価格帯のプランは「高速化」「サーバー稼働率」が満たされている会社が多いです。
高速化対応していればSEO対策の面で有利になりますし、サーバー稼働率が高ければサーバーが落ちてしまう心配もいりません。
料金とサービスのバランスが取れているのがこの価格帯の特徴と言えます。
※2025年3月30日時点の料金
会社名 | 初期料金 | 月額料金 | 月額料金 キャンペーン適用※1 |
---|---|---|---|
エックスサーバー | 0円 | 1,320円 | 550円(※2) |
Conoha Wing | 0円 | 1,452円 | 971円 |
ロリポップ (ハイスピードプラン) |
0円 | 1,430円 | 990円 |
カラフルボックス (BOX2プラン) |
0円(2,200円 ※3) | 1,452円 | 583円 |
※1:1年契約のキャンペーン適用 ※2:キャッシュバック ※3:1ヵ月契約のみ初期費用が発生
次に格安レンタルサーバーの料金を紹介していきます。ここでは月額500円以下のプランを格安プランとして説明します。
この価格帯のプランではコストをかけずにワードプレスを作れます。
格安プランでもワードプレス簡単インストールについては、ほとんどのプランで提供されています。
この機能をつかえば10分~30分もあれば構築が完了するため、初心者の方でも安心してワードプレスを始めることが出来ます。
格安サーバーでの注意点は100円~200円ぐらいのプランになるとデータベースの提供がなくワードプレスを作ることが出来ないプランもあります。 検討プランしているプランがデータベースを提供しているかどうかは良く確認しておきましょう。
会社名 | 月額料金 | 初期費用 |
---|---|---|
スターレンタルサーバー(ライトプラン) | 495円(年払い418円) | 0円 |
ラッコサーバー(RK1) | 550円(年払い440円) | 0円 |
ロリポップ(ライトプラン) | 550円(年払い418円) | 0円 |
さくらレンタルサーバー(スタンダードプラン) | 524円(年払い437円) | 0円 |
3つ目に紹介したいのが法人向けのレンタルサーバー。 法人向けの場合「安定性」「セキュリティ」「設定代行サービス」など法人向けのサービスが厚くなっています。
法人向けプランではほとんどのレンタルサーバーで初期費用が発生します。
月額料金は2,000円~5,000円ほどが目安。増強プランとして専用サーバープランが用意されているレンタルサーバーもあります。専用サーバーは月額1万円から。
ビジネスプランではサーバー移行や各種設定をお任せで依頼できるサービスが充実しています。 Xserverビジネスでは無料でデータ移転を行ってくれますし、iCLUSTA+やCPIレンタルサーバーでも有償で移行サービスを行っています。
安定性について言えば、Webサーバーとメールサーバーを別々にすることで、Webサーバーにアクセスが集中してもメールサーバーに影響が出ない保守体制をとっている事業者も多くなっています。
会社名 | 月額料金 | 初期料金 |
---|---|---|
Xserverビジネス | 5,016円 | 16,500円 |
iCLUSTA+ | 1,446円 | 5,500円 |
kagoya | 1,760円 | 2,200円 |
ヘテムル | 2,200円 | 2,200円 |
CPIレンタルサーバー | 4,840円 | 22,000円 (1年払い0円) |
その他、法人向けサービスの選び方については以下ページで詳しく解説しています。詳細を知りたい方は以下のページも参考にして下さい。
標準プランよりも安いけれども格安サーバーよりは高い。そんな、月額500円~1,000円の間に位置するプランがあります。
長期契約割引やキャンペーンなどが実施されると月額500円前後で契約できることもあります。
この価格帯のプランの特徴は高速性があること。シンレンタルサーバーやコアサーバーなどでは様々な高速性施策がなされています。
安くても速い。コスパ最強の価格帯と言えます。
会社名 | 月額料金 | 初期料金 |
---|---|---|
シン・レンタルサーバー | 990円(3年契約:539円) | 0円 |
コアサーバー(V2プラン) | 690円(3年契約:312円) | 1,650円 |
2つ目に比較する項目はCPU、メモリ、搭載ストレージ、Webサーバーソフトなどサーバースペックになります。
各スペックの数値に関しては、公式サイトの公表値から持ってきています。
会社名 | 公表CPU&メモリ | ストレージ | WEBサーバー | その他機能 |
---|---|---|---|---|
エックスサーバー | 256コアvCPU/メモリ1.5GB | SSD (NVMe) |
NginX | kusanagi Xアクセラレータ XPageSpeed |
シンレンタルサーバー | 128コアvCPU/メモリ1TB | SSD (NVMe) |
NginX | kusanagi Xアクセラレータ XPageSpeed |
ラッコサーバー | 52コア&384GB | SSD | LiteSpeed | HTTP/3対応 |
カラフルボックス | 29コア/384GB | SSD | Litespeed | HTTP/3 Litespeed Cache |
ヘテムル | 32コア/258GB以上 | SSD | Apache | モジュール版PHP |
Conoha Wing | - | SSD | Nginx | WEXAL LiteSpeed LSAPI |
スターレンタルサーバー | - | SSD(NVMe) | NginX | Xアクセラレータ |
お名前レンタルサーバー | - | SSD | NginX | WEXAL LSAPI |
ロリポップ | - | SSD | LiteSpeed | LiteSpeed Cache |
さくらのインターネット | - | SSD | NginX |
結果としてサーバー速度で国内No1と公表しているのはエックスサーバー、Conoha WINGの2社になります。
ストレージに関しては、HHDからSSDへの移行が完了し格安サーバーも含めてほとんどの事業者でSSDが搭載されています。
【関連ページ】CPU&メモリ
【関連ページ】ストレージ
【関連ページ】Webサーバーソフト
サーバー稼働率ではサービスの安定性がわかります。稼働率が高ければ高いほどダウンタイムがないサービスになります。
稼働率がよいと言うことは急なアクセス増加や突発的なトラブルでもダウンすることなく稼働しているということです。 稼働率の良さは、レンタルサーバーの重要な要素の1つだと言えるでしょう。
ここでは実際の稼働率が99.99%だと公表しているレンタルサーバーを紹介します。 この99.99%というのは、1日あたり大体8秒ほどしか落ちていない稼働率になります。
次に紹介しているサーバー事業者は実稼働率が99.99%以上だと公式サイト上で公表している会社になります。 kagoyaについては99.99%を超える99.999%となっていてより安定した稼働率を誇っています。
低価格プランを提供しているロリポップやさくらレンタルサーバーなどでも高い稼働率となっていることがわかります。
会社名 | 稼働率(公式サイト公表値) |
---|---|
kagoya | 99.999% |
エックスサーバー | 99.99% |
Conoha WING | 99.99% |
ヘテムル | 99.99% |
さくらレンタルサーバー | 99.99% |
ロリポップ | 99.99% |
次にSLA稼動保障制度を導入しているレンタルサーバーを紹介します。SLA制度は稼働率が基準を下回ってしまった場合、月額料金に応じて返金対応してくれる制度になっています。
あくまでも保証値ではありますが「iCLUSTA+」などは実際の稼働率も公表していてほとんどの月が稼働率100%となっています。
会社名 | 稼働率保障 |
---|---|
CPIレンタルサーバー | 稼働率100%保証 |
iCLUSTA+ | 稼働率100%保証 |
お名前レンタルサーバー | 稼働率99.99%保証 |
ワードプレス簡単インストールのサービスが提供されていれば実質10分~20分ほどでWordpressが作成できます。
本来、ワードプレスの構築はそれなりに難しいのですが「簡単インストール」であればパスワード、IDといった項目を記入するだけで、あとは自動的に開設されるようになっています。
簡単インストールはほぼ全てのレンタルサーバーで導入していますが、実際のところその簡単さには差があります。
簡単な会社であればサイト名とパスワードなど5つぐらいの記入欄に入力することでワードプレスが作れますが、難しい会社になるとデータベース周りの記入も求められます。
「設定は難しいから避けたい」と意識している方は、少しでも簡単にワードプレスが導入できるレンタルサーバー会社にしておきましょう。
会社 | 簡単インストール |
---|---|
エックスサーバー | とても簡単★★★ |
Conoha Wing | とても簡単★★★ |
ロリポップ | とても簡単★★★ |
ヘテムル | とても簡単★★★ |
スターサーバー | とても簡単★★★ |
お名前レンタルサーバー | とても簡単★★★ |
mix host | 普通★★ |
カラフルボックス | 普通★★ |
CPI | やや難しい★ |
さくらレンタルサーバー | やや難しい★ |
iCLUSTA+ | やや難しい★ |
「とても簡単」:記入箇所が少なく、管理画面も見やすい会社
「やや難しい」:データベース関連の情報も記入箇所に含まれる会社
「1つのレンタルサーバーで沢山のホームぺージを作りたい」という場合に便利なのがマルチドメインになります。 標準プラン(1,000円~1,500円程)のレンタルサーバーであれば、ほとんどの会社で50個~無制限まで違う独自ドメインでホームページが作れるようになっています。
また、ワードプレスを作りたい場合、ワードプレス1つの作成に対してデータベースを1つ使うことになります。 そのため「ワードプレスを作れる数」=「データベースの提供数」となります。
こちらもマルチドメインと同様に月額1,000円ほどの標準プランであれば、大体20個~無制限までの数でデータベースが提供されています。
月額500円以内の格安サーバーについては、利用できるデータベース数が少なくなっています。 月額料金100円などの場合は、データベース数が0個又は1つとなっているので注意して下さい。
以下の表はそれぞれのレンタルサーバーにおいて、最も料金が低いプランから提供されるデータベースの数を持ってきています。
会社名 | マルチドメイン | データベース |
---|---|---|
mix host | 無制限 | 無制限 |
カラフルボックス | 無制限 | 無制限 |
ABLENETレンタルサーバー | 無制限 | 無制限 |
CPI | 無制限 | 無制限 |
iCLUSTA+ | 61個 | 無制限 |
ヘテムル | 無制限 | 70個 |
Conoha Wing | 無制限 | 60個 |
エックスサーバー | 無制限 | 50個 | ロリポップ(スタンダード) | 200個 | 50個 |
スターサーバー(スタンダード) | 無制限 | 50個 |
さくらレンタルサーバー(スタンダード) | 200個 | 50個 |
設定がわからない場合や、料金の支払いについて質問があるとき、または、不具合が出たときに助かるのが電話サポートになります。メールを関さず問合せが出来ます。
そこで、電話サポートの対応時間をまとめてみました。
会社名 | 電話サポート |
---|---|
CPI | 全日OK 24時間(※1) |
お名前サーバー | 毎日無休 |
エックスサーバー | 平日 10:00~18:00 |
ロリポップ | 平日 10:00?18:00(※月額500円のプランから対応) |
iCLUSTA+ | 平日 10:00?18:00 |
さくらレンタルサーバー | 平日 10:00~18:00 |
ヘテムル | 平日 10:00?18:00 |
Conoha Wing | 平日 10:00?18:00(繋がりにくい) |
スターサーバー | - |
mix host | - |
※1 月額900円の有料サポートなります。
※2 月額500円スタンダード・月額2000円のエンタープライズプランでは平日10:00?18:00で電話サポート対応
電話サポートがあると設定などでわからないことがあった場合、メールよりも簡単に詳しく聞くことが出来ます。時間もかかりませんし、わからない設定に頭を悩ませる必要もありません。
そのため、初心者の方で調べるのが苦手な人には電話サポートがあるレンタルサーバーをおすすめします。
ほとんどのレンタルサーバーでは電話サポートは平日対応のみとなっています。CPIに関しては土曜日、日曜日の電話対応もしてくれます。土日に電話で対応してもらいたい場合はCPIがメリットがあります。
ディスク容量については多くのプランで100GBを超える容量が使えるようになっています。 100GBがどのくらいの容量になるのかと言うと、スマホの画像(3MBで計算)を3万枚ほど使って、ようやく使いきれる容量になります。
ワードプレスで記事を毎日作っても、3万枚の画像を載せるには何年もかかります。 普通にワードプレスを使う場合は、100GBもあればまず問題のない容量と言えます。
会社名 | 容量 |
---|---|
CPI | 500GB |
ヘテムル | 500GB |
ロリポップ | 400GB (ベーシックプラン) |
エックスサーバー | 300GB |
Cnoha Wing | 300GB |
ABLENETレンタルサーバー | 300GB |
mix host | 250GB |
iCLUSTA+ | 300GB |
スターサーバー | 100GB |
さくらレンタルサーバー | 100GB |
※格安レンタルサーバーは平均500円のプランで集計
データが壊れてしまった。だけど自分ではバックアップを取っていない! そんなに助かるのがバックアップ体制です。 ここでは各社のバックアップについてまとめてみました。
会社名 | 簡単インストール |
---|---|
ConohaWING | 14日間バックアップ(無料) |
Mixhost | 14日間バックアップ(無料) |
エックスサーバー | 14日間バックアップ(無料) |
ABLENETレンタルサーバー | 14日間バックアップ(無料) |
ロリポップ | 7世代バックアップ 月額300円 |
ヘテムル | 7世代バックアップ 月額700円 |
CPI | 3世代バックアップ 月額2000円から |
iCLUSTA+ | 3世代バックアップ 利用時のみ2万円 |
スターサーバー | - |
さくらレンタルサーバー | - |
当サイトのおすすめは「Conoha Wing」と「エックスサーバー」になります。
Web表示にこだわりたい人であれば、こちらのレンタルサーバーがベストと言えます。Web表示については国内No1となっています。初期費用0円でかかりませんし、独自ドメインもWingプランではずっと無料になります。料金面でもメリットがあります。
独自の見やすい管理画面も採用していて、ワードプレスかんたんインストールも記入箇所が少なく、初めての人にも始めやすいレンタルサーバーになっています。
エックスサーバーはレンタルサーバー業界で10%以上のシェアを持ち、もっとも登録者が多いレンタルサーバーになります。料金は月額1,320円から。稼働率が99.99%を超えていて、安定した保守体制を実現させています。
サーバースペックも良く、見やすく操作しやすいコントロールパネルになっていて、初めての人向けのレンタルサーバーになっています。
法人向けにエックスサーバービジネスのサービスも2018年から開始しています。他社からの移行設定や、メールアドレス作成など、各種設定を無料で行ってくれるサービスがあります。月額料金は5,000円ほどからになります。
shiba
Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。
ー当サイトは一部PRを含みますー
1.料金 | 2.稼働率 |
3.CPU&メモリ | 4.webサーバー |
5.データ容量 | 6.wordpressインストール |
7.ストレージ(SSD) | 8.サポート体制 |
9.転送量 | 10.バックアップ | 11.SSL証明書 | 12.データベース数 |