ドメイン取得への道

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【個人&法人】おすすめレンタルサーバー14社を比較(2025年3月)

更新:

レンタルサーバー 14社比較

このページではレンタルサーバーを選ぶために「料金」だけでなく、 「サーバースペック」「稼働率」「簡単インストール」「ストレージ」「サポート体制」「マルチドメイン&データベース」 「データ容量」「バックアップ」など、様々な要素を比較をしています。

個人ブログや法人サイトのレンタルサーバー選びに悩んでいる方に向けてまとめています。ぜひ、ご一読ください。

1.料金の比較

ワードプレスの作成など個人利用におけるレンタルサーバーの料金は月額で1,000円~1,500円ほどが一般的です。 コストを掛けたくない場合は、より低料金で借りられる月額500円ほどの格安サーバーがあります。

ここではレンタルサーバーの料金帯を 「低価格プラン」「標準プラン」「ビジネスプラン」の3つに分類して、それぞれの特徴や価格を 比較していきたいと思います。

まず、大体の費用感は以下となります。

  1. 低価格プラン:500円以下
  2. 標準プラン:1,000円~1,500円
  3. ビジネスプラン:2,000円~5,000円

では、3つの価格帯について、詳しく解説してみましょう。

(1)「標準プラン」の特徴と料金について

標準プランの価格帯は1,000円~1,500円ぐらい

まず、月額料金が1,000円~1,500円にあたるプランを標準プランとしているわけですが、この価格帯のレンタルサーバーは 「高速化」「操作の簡易性」が満たされている会社が多いです。

高速化対応しているレンタルサーバーであれば、ページ表示が早くなるためSEO対策の面で有利です。 また、操作の簡易性では、ワードプレスの開設や移設がオリジナルツールによってそうとうに簡易化されています。

Wordpressを運営する方。SEOを意識する方。ワードプレスの開設や移行に時間を掛けたくない方。そういった方はこの価格帯のレンタルサーバーがおすすめだと言えるでしょう。

キャンペーン適用で40%~50%OFFも可能

標準プランの多くのレンタルサーバーでは長期割引や独自ドメインの無料キャンペーンを実施しています。 そのため、1年間や2年間の長期で一括契約をすると大幅に月額料金が下がりますし、ドメインも無料で取得することが出来ます。

キャンペーンによっては50%も割引されることも普通にあり、その場合は月額料金が600円台~700円台で契約することも出来ます。

※2025年3月30日時点の料金

会社名 月額料金 初期料金
エックスサーバー 1,320円(年払1,100円) 0円
ロリポップ
(ベーシックプラン)
1,430円(年払い990円) 0円
お名前レンタルサーバー 1,430円(年払い539円) 0円
Conoha Wing 1,452円(年払い941円) 0円
カラフルボックス
(BOX2プラン)
1,452円(年払い583円) 0円
※1ヵ月払いのみ2,200円
shiba 吹き出しアイコン
月1,000円~1,500円ぐらいの料金がレンタルサーバーの主流!人気のサーバー事業者もこの価格帯に多いです。

(2)「格安プラン」の特徴と料金について

月額500円以下で利用できる低価格レンタルサーバー

次に格安レンタルサーバーの料金を紹介していきます。ここでは月額500円以下のプランを格安プランとして説明します。

この価格帯のプランの特徴はとにかくコストをかけずにワードプレスを作れること。 月額300円ほどの費用でワードプレスを作ることが出来ます。

月額100円~200円ほどのプランだとワードプレス非対応プランも多いので注意

格安サーバーでの注意点は100円~200円ぐらいのプランになるとデータベースの提供がなく、ワードプレスを作ることが出来ない。

ワードプレスが作れるプランは月額料金が200円~300円ぐらいからになります。

料金が安くなっている分、格安プランでは電話サポートがついてなかったり自動バックアップ機能の提供がなかったりします。

ただし、それでも1日あたり2,000~3,000アクセスは充分に耐えられるので気軽にワードプレス運営をしたい方には、コスト負担も少なくて最適なプランだと言えるでしょう。

会社名 月額料金 初期費用
スターサーバー(ライトプラン) 495円(年払い418円) 0円
ラッコサーバー(RK1) 550円(年払い440円) 0円
ロリポップ(ライトプラン) 550円(年払い418円) 0円
さくらレンタルサーバー(スタンダードプラン) 524円(年払い437円) 0円

500円~1000円の準格安プランも増えている

標準プランよりも安いけれども、格安サーバーよりは高い。そんな、月額500円~1000円の間に位置するプランもあります。

この価格帯のプランの特徴は高速性があること。シンレンタルサーバーなどはエックスサーバーと同じサーバースペックとなるため この料金でも非常にハイスペックと言えます。

会社名 月額料金 初期料金
シン・レンタルサーバー 990円(3年契約:539円) 0円
コアサーバー(V2プラン) 690円(3年契約:312円) 1,650円
shiba 吹き出しアイコン
お試し感覚でブログ運営したいなら、500円前後で利用できる格安サーバーがおすすめ!

(3)「ビジネスプラン」の料金について

3つ目に紹介したいのが法人向けのビジネスプランです。このプランの特徴は「安定性の重視」「高いセキュリティ」、設定代行サービスなど「法人向けサービスの厚さ」です。

ビジネスプランでは初期費用が発生。料金は2,000円ぐらいから5,000円以上と様々

法人向けとなるプランでは多くのプランで初期費用が発生します。月額料金は2,000円~5,000円とかなりバラつきが出ています。

ビジネスプランの場合、流入が増えた場合に対応できるよう上位プランも多く存在しています。 そうなってくると専用サーバーやマネージドサーバーなど1万円や数万円かかるプランも珍しくありません。

サーバー移行や各種設定の代行サービスが充実。安定性を重視した運営体制

ビジネスプランではサーバー移行や各種設定の代行サービスといったサービスが充実しています。

Xserverビジネスでは無料でデータ移転を行ってくれますし、iCLUSTA+やCPIレンタルサーバーでも移行サービスを行っています。

また、安定性についても個人向けのレンタルサーバーより重視されています。

例えばWebサーバーとメールサーバーを分別管理することで、Webサーバーにアクセスが集中してもメールサーバーに影響が出ない保守体制をとっている事業者も多くなっています。

会社名 月額料金 初期料金
Xserverビジネス 5,016円 16,500円
iCLUSTA+ 1,446円 5,500円
kagoya 1,760円 2,200円
ヘテムル 2,200円 2,200円
CPIレンタルサーバー 4,840円 22,000円
(1年払い0円)

その他、法人向けサービスの選び方については以下ページで詳しく解説しています。詳細を知りたい方は以下のページも参考にして下さい。

2.サーバースペック(CPU・メモリ・ストレージ)

2つ目に比較する項目はCPU、メモリ、搭載ストレージ、Webサーバーソフトなどサーバースペックになります。

各スペックの数値に関しては、公式サイトの公表値から持ってきています。

会社名 CPU&メモリ ストレージ WEBサーバー その他機能
エックスサーバー 128コアvCPU SSD
(NVMe)
NginX kusanagi
Xアクセラレータ
XPageSpeed
シンレンタルサーバー 128コアvCPU SSD
(NVMe)
NginX kusanagi
Xアクセラレータ
XPageSpeed
ラッコサーバー 52コア&384GB SSD LiteSpeed HTTP/3対応
カラフルボックス 48コア&516GB SSD Litespeed HTTP/3
Litespeed Cache
ヘテムル 32コア&258GB SSD Apache モジュール版PHP
Conoha Wing SSD Nginx WEXAL
LiteSpeed LSAPI
スターレンタルサーバー SSD(NVMe) NginX Xアクセラレータ
お名前レンタルサーバー SSD NginX WEXAL
LSAPI
ロリポップ SSD LiteSpeed LiteSpeed Cache
さくらのインターネット SSD NginX

結果としてサーバー速度で国内No1と公表しているのはエックスサーバー、Conoha WINGの2社になります。

ストレージに関しては、HHDからSSDへの移行が完了し格安サーバーも含めてほとんどの事業者でSSDが搭載されています。

3.サーバー稼働率の良さ

サーバー稼働率ではサービスの安定性がわかります。稼働率が高ければ高いほどダウンタイムがないサービスになります。

稼働率がよいと言うことは急なアクセス増加や突発的なトラブルでもダウンすることなく稼働しているということです。 稼働率の良さは、レンタルサーバーの重要な要素の1つだと言えるでしょう

ここでは実際の稼働率が99.99%だと公表しているレンタルサーバーを紹介します。 この99.99%というのは、1日あたり大体8秒ほどしか落ちていない稼働率になります。

実稼働率99.99%を公表している会社

次に紹介しているサーバー事業者は実稼働率が99.99%以上だと公式サイト上で公表している会社になります。 kagoyaについては99.99%を超える99.999%となっていてより安定した稼働率を誇っています。

低価格プランを提供しているロリポップやさくらレンタルサーバーなどでも高い稼働率となっていることがわかります。

会社名 稼働率
kagoya 99.999%
エックスサーバー 99.99%
Conoha WING 99.99%
ヘテムル 99.99%
さくらレンタルサーバー 99.99%
ロリポップ 99.99%

「SLA保障制度」を99.99%以上としている会社

次にSLA稼動保障制度を導入しているレンタルサーバーを紹介します。SLA制度は稼働率が基準を下回ってしまった場合、月額料金に応じて返金対応してくれる制度になっています。

あくまでも保証値ではありますが「iCLUSTA+」などは実際の稼働率も公表していてほとんどの月が稼働率100%となっています。

会社名 稼働率保障
CPIレンタルサーバー 稼働率100%保証
iCLUSTA+ 稼働率100%保証
お名前レンタルサーバー 稼働率99.99%保証

4.ワードプレス簡単インストール

ワードプレス簡単インストールのサービスが提供されていれば実質10分~20分ほどでWordpressが作成できます。

本来、ワードプレスの構築はそれなりに難しいのですが「簡単インストール」であればパスワード、IDといった項目を記入するだけで、あとは自動的に開設されるようになっています。

各社で簡易化のレベルに差があります。

簡単インストールはほぼ全てのレンタルサーバーで導入していますが、実際のところその簡単さには差があります。

簡単な会社であればサイト名とパスワードなど5つぐらいの記入欄に入力することでワードプレスが作れますが、難しい会社になるとデータベース周りの記入も求められます。

「設定は難しいから避けたい」と意識している方は、少しでも簡単にワードプレスが導入できるレンタルサーバー会社にしておきましょう。

会社 簡単インストール
エックスサーバー とても簡単★★★
Conoha Wing とても簡単★★★
ロリポップ とても簡単★★★
ヘテムル とても簡単★★★
スターサーバー とても簡単★★★
お名前レンタルサーバー とても簡単★★★
mix host 普通★★
カラフルボックス 普通★★
CPI やや難しい
さくらレンタルサーバー やや難しい
iCLUSTA+ やや難しい

「とても簡単」:記入箇所が少なく、管理画面も見やすい会社
「やや難しい」:データベース関連の情報も記入箇所に含まれる会社

5.マルチドメインとデータベース数

「1つのレンタルサーバーで沢山のホームぺージを作りたい」という場合に便利なのがマルチドメインになります。 標準プラン(1,000円~1,500円程)のレンタルサーバーであれば、ほとんどの会社で50個~無制限まで違う独自ドメインでホームページが作れるようになっています。

また、ワードプレスを作りたい場合、ワードプレス1つの作成に対してデータベースを1つ使うことになります。 そのため「ワードプレスを作れる数」=「データベースの提供数」となります

こちらもマルチドメインと同様に月額1,000円ほどの標準プランであれば、大体20個~無制限までの数でデータベースが提供されています。

月額500円以内の格安サーバーについては、利用できるデータベース数が少なくなっています。 月額料金100円などの場合は、データベース数が0個又は1つとなっているので注意して下さい。

以下の表はそれぞれのレンタルサーバーにおいて、最も料金が低いプランから提供されるデータベースの数を持ってきています。

会社名 マルチドメイン データベース
mix host 無制限 無制限
カラフルボックス 無制限 無制限
ABLENETレンタルサーバー 無制限 無制限
CPI 無制限 無制限
iCLUSTA+ 61個 無制限
ヘテムル 無制限 70個
Conoha Wing 無制限 60個
エックスサーバー 無制限 50個
ロリポップ(スタンダード) 200個 50個
スターサーバー(スタンダード) 無制限 50個
さくらレンタルサーバー(スタンダード) 200個 50個

6.サポート体制

設定がわからない場合や、料金の支払いについて質問があるとき、または、不具合が出たときに助かるのが電話サポートになります。メールを関さず問合せが出来ます。

そこで、電話サポートの対応時間をまとめてみました。

会社名 電話サポート
CPI 全日OK 24時間(※1)
お名前サーバー 毎日無休
エックスサーバー 平日 10:00~18:00
ロリポップ 平日 10:00?18:00(※月額500円のプランから対応)
iCLUSTA+ 平日 10:00?18:00
さくらレンタルサーバー 平日 10:00~18:00
ヘテムル 平日 10:00?18:00
Conoha Wing 平日 10:00?18:00(繋がりにくい)
スターサーバー
mix host

※1 月額900円の有料サポートなります。
※2 月額500円スタンダード・月額2000円のエンタープライズプランでは平日10:00?18:00で電話サポート対応

電話サポートがあると設定などでわからないことがあった場合、メールよりも簡単に詳しく聞くことが出来ます。時間もかかりませんし、わからない設定に頭を悩ませる必要もありません。

そのため、初心者の方で調べるのが苦手な人には電話サポートがあるレンタルサーバーをおすすめします。

ほとんどのレンタルサーバーでは電話サポートは平日対応のみとなっています。CPIに関しては土曜日、日曜日の電話対応もしてくれます。土日に電話で対応してもらいたい場合はCPIがメリットがあります。

7.ディスク容量

ディスク容量については多くのプランで100GBを超える容量が使えるようになっています。 100GBがどのくらいの容量になるのかと言うと、スマホの画像(3MBで計算)を3万枚ほど使って、ようやく使いきれる容量になります。

ワードプレスで記事を毎日作っても、3万枚の画像を載せるには何年もかかります。 普通にワードプレスを使う場合は、100GBもあればまず問題のない容量と言えます

会社名 容量
CPI 500GB
ヘテムル 500GB
ロリポップ 400GB
(ベーシックプラン)
エックスサーバー 300GB
Cnoha Wing 300GB
ABLENETレンタルサーバー 300GB
mix host 250GB
iCLUSTA+ 300GB
スターサーバー 100GB
さくらレンタルサーバー 100GB

※格安レンタルサーバーは平均500円のプランで集計

8.バックアップ体制

データが壊れてしまった。だけど自分ではバックアップを取っていない! そんなに助かるのがバックアップ体制です。 ここでは各社のバックアップについてまとめてみました。

会社名 簡単インストール
ConohaWING 14日間バックアップ(無料)
Mixhost 14日間バックアップ(無料)
エックスサーバー 14日間バックアップ(無料)
ABLENETレンタルサーバー 14日間バックアップ(無料)
ロリポップ 7世代バックアップ
月額300円
ヘテムル 7世代バックアップ
月額700円
CPI 3世代バックアップ
月額2000円から
iCLUSTA+ 3世代バックアップ
利用時のみ2万円
スターサーバー
さくらレンタルサーバー

【結論】当サイトのおすすめサーバー

当サイトのおすすめは「Conoha Wing」と「エックスサーバー」になります。

Web表示No1の「Conoha Wing」

Web表示にこだわりたい人であれば、こちらのレンタルサーバーがベストと言えます。Web表示については国内No1となっています。初期費用0円でかかりませんし、独自ドメインもWingプランではずっと無料になります。料金面でもメリットがあります。

独自の見やすい管理画面も採用していて、ワードプレスかんたんインストールも記入箇所が少なく、初めての人にも始めやすいレンタルサーバーになっています。

シェアNo1の「エックスサーバー」

エックスサーバーはレンタルサーバー業界で10%以上のシェアを持ち、もっとも登録者が多いレンタルサーバーになります。料金は月額1,320円から。稼働率が99.99%を超えていて、安定した保守体制を実現させています。

サーバースペックも良く、見やすく操作しやすいコントロールパネルになっていて、初めての人向けのレンタルサーバーになっています。

法人向けにエックスサーバービジネスのサービスも2018年から開始しています。他社からの移行設定や、メールアドレス作成など、各種設定を無料で行ってくれるサービスがあります。月額料金は5,000円ほどからになります。

この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。

ー当サイトは一部PRを含みますー

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