ドメイン取得への道

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レンタルサーバー選び方。11個のポイントで比較してみよう!

初めてレンタルサーバーを借りる方が悩むのは「どのレンタルサーバーを選べばいいのか?」 「選ぶための基準がわからない」という点ではないでしょうか。

当サイトでは、レンタルサーバーを適切に選ぶために 「稼働率」「ページ表示速度」「簡易性」など11個の要素について紹介をしています。

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料金、稼働率、高速化は特に重要な項目です。
11要素を紹介(赤→基本緑→高速化オレンジ→サポート

  1. 料金
  2. 稼働率
  3. CPU&メモリ
  4. Webサーバーソフト
  5. ストレージ
  6. 高速化技術
  7. ワードプレス簡単セットアップ
  8. 電話サポート
  9. 自動バックアップ
  10. 転送量
  11. データ容量

レンタルサーバーの「料金」と「稼働率」「高速化」は特に重要な要素だと言えるでしょう。

まず料金については、比較項目として最重要事項にされている方も多いのではないでしょうか。 できる限り抑えたコストでサービス内容の良いサーバーを借りたいはずです。

次に稼働率。稼働率が良いということは、サーバーが落ちる時間が少なく安定的なサービスが提供されていることを意味します。

高速化に関する要素も数多くあり「CPU&メモリ」「Webサーバーソフト」「ストレージ」「高速化技術」はサーバー速度に関係してきます。

より詳しくそれぞれの要素を知りたい場合は、以下のページで解説しています。


各項目の説明

料金

レンタルサーバーには500円以下の格安サーバーから、1000円台の標準的な価格帯のサーバー、2000円以上するビジネス向けのサーバーなどがあります。

最も人気があるのは1000円台の価格帯です。この値段になってくると高速化に対応していて、高い稼働率、設定の簡易化サービス、自動バックアップや電話サポートを完備しているなど サービス内容が充分なほど充実しています。

初心者の方にとって難しいワードプレスの構築や、設定についても簡易化されているので、誰でもワードプレスを始めやすい環境が整っています。

500円以下の格安サーバーでもワードプレスを作ることが出来ます。総合的にサービス内容は抑えられますがワードプレス運営は問題なく行えます。 なかにはデータベースの提供がなくてワードプレスが作れないプランもあります。

稼働率

稼働率が高ければ、それだけ落ちることなくサーバーが運営されていることになります。

稼働率が高いレンタルサーバーでは稼働率が99.99%になっていて1日に8秒ほどしか落ちない体制で管理されています。

安定性を重視する方は、まずは稼働率99.99%のレンタルサーバーを基準にして探すといいでしょう。

稼働率についてはSLA保障制度というサービスもあります。これは保障値よりも稼働率が下がってしまった場合、料金の補填を行ってくれるというサービスです。 実稼働率としての実績ではありませんが、SLA保証制度を取り入れているレンタルサーバーも安定性への意識が高いサーバー事業者になります。

実際にはSLA保証のサービスを取り入れているのはビジネスプランで多くなっていますので、個人ブログの運営の場合はあまり関係ないでしょう。

高速化(CPU&メモリ、Webサーバーソフト、ストレージ、高速化技術)

ページの表示スピードが速いとGoogleのSEO対策になるということで、サーバー速度も近年重要視されるようになっています。

高速化についても1000円台の標準的な価格帯のレンタルサーバーで充分に対応されています。国内No1速度としているレンタルサーバーはこの価格帯にあります。

ビジネスプランの場合、高速化よりも安定性に重きを置いている事業者が多くなっています。 格安サーバーの場合はあまり高速化は求めない方がよりでしょう。

ワードプレス簡単セットアップ

 最近では本当に簡単にワードプレスが作れるようになっています。簡単インストールの機能によって早ければ10分ほどでワードプレスが作れてしまいます。

難しかったデータベース関連の設定も、自分達では入力しないのでいいので構築に迷うこともありません。

人気のレンタルサーバーではさらに簡易化されていて契約と同時にワードプレスが作れるようになっています。 ワードプレスの構築だけでなくネームサーバー設定やSSL設定なども同時に設定されるため、ブログ運営を開始するには最適なサービスになっています。

簡単セットアップについては格安サーバーでも完備されています。

自動バックアップ

自動バックアップがあれば、いざと言う時にデータを復旧させることが出来ます。

レンタルサーバー側で自動的にかつ一定期間のバックアップデータを作っておいてくれますので、 問題が起こった時にデータをリストア(復旧)できれば心強いですよね。

500円以下の格安サーバーの場合では、自動バックアップがない場合がほとんどです。 一方で標準的な価格帯のレンタルサーバーにはほぼ完備されています。

転送量・データ容量

転送量とデータ容量については格安サーバー含めたレンタルサーバーで充分な量が提供されています。

スターサーバーのライトプラン(月額220円~)でも容量160GB、転送量は1日500GBあります。

おそらく1日10万アクセスあるようなサイトでもまだまだ余裕があるぐらいの量が格安サーバーでも提供されています。

ケーススタディ別のおすすめサーバー

高速化対応サーバー

個人でワードプレスを作りたいに場合にまず重視して欲しいのが「高速化」です。

「ページ表示の速さ」が良ければそれだけGoogleからの評価が良くなりSEO対策になります。 そのため高速化対策がされているレンタルサーバーを選ぶことは必須だと言えるでしょう。

高速化について充実しているのが1000円前後の価格帯のレンタルサーバーになります。 エックスサーバーとConoha WINGがそれぞれ自社調べ国内No1としています。

料金を重視派の方

コストを抑えてレンタルサーバーを契約したい方におすすめなのがCONOHA Wingになります。

初期費用が0円。契約初月が無料。独自ドメインは2個まで無料となっていてコストパフォーマンスに優れています。

本来は1000円以上の月額料金がかかりますが、長期契約をすることで800円~900円ほどにまで割引されます。

また格安サーバーを検討するのではればスターバードがおすすめです。月額220円から契約できるライトプランがあります。

メール利用で安定性を重視したい場合

会社のメール用途のためにレンタルサーバーを借りる場合、大切なのは安定性になります。

ワードプレスの用途であればページ表示を速くしてGoogle向けに対策するため「高速性」が必要になりますが、 メールの場合は「稼働率」を重視したほうが良いでしょう。

まとめ

ここまでレンタルサーバーの選び方を解説してきました。

総合的に人気があるのはエックスサーバーとConoha WINGの2社になります。

この記事の著者・プロフィール

shiba

Web制作を始めて約20年(HTML/CSS、Photoshop、Webマーケティング)。2005年から当サイトの運営を開始。 これまでに300個以上のドメインを取得、10社を超えるレンタルサーバーを利用してきました。